Webデザイナーの平尾誠です。
デザイン組織のクリエイターのマネジメントって難しいと思いませんか?
僕は壁にぶつかりつつも、これじゃないかな?ってのを確立しつつあります。
きっと中堅以上になってくると、不本意でもマネジメントするしスキルも求められてきます。
この記事はこんな人に読んでもらいたい。
- 中堅以上のデザイナー・エンジニア
- 組織のマネジメントを求められるマネージャー
プレイヤーとして楽しく仕事していれば良かったのに。。。
マネジメントする時間は減らしたい。
だからこれだけ箇条書きで覚えていれば大丈夫。
非クリエイター編
クリエイターではない人をマネジメントして、クリエイティブの相乗効果を狙います。
相乗効果を狙い、一人では思いつかないアイディア・出来ない事を創造し、関わる人全員をクリエイティブな状態に持っていく。
- アイディア、意見を出し合う目的を共有する
- ベンチマーク(参考)を共有し、イメージを統一させる
- 自由な提案をもらう
- 否定せず「なるほどね」「確かにそういう考えもあるね」と一度受け止める
- 良い提案であれば、アイディアを上乗せしていく
- ブレインストーミングみたいに
- 相乗効果を狙い、一人では思いつかないアイディア・出来ない事を創造し、関わる人全員をクリエイティブな状態に持っていく
- 出たモノをまとめて、こちらが方向性を示し、全体の参加した感・納得感を持たせる
誰も否定された感を感じさせないよう、言葉を選びを徹底する。
それがマネージャとして求められるスキルです。
誰も発言しない組織は、最終的に失敗を誰かのせいにしてしまします。
全ての人が当事者意識を持って、クリエイティブに参加できるようにしましょう。
クリエイター編
社内育成編
- アイディア、意見を出し合う目的を共有する
- ベンチマークを共有し、イメージを統一させる
- 自由な提案をもらう
- イメージを正確に捉えているか精査し、相違があれば再共有し気づかせる
- なるべく否定せず「なるほどね」「確かにそういう考えもあるね」と受け止める
- 良い提案であれば、アイディアを上乗せしていく
- 気づきが無く、アイディア・クリエイティブが未熟な場合は、指摘し気づかせる
- 良いモノは良いとしっかり反応し、悪いモノは何が悪いかしっかり指摘し、PDCAを回してもらう
- 最終の決断をはっきりして、貢献を賞賛する
- クリエイティブ評価に対し一貫性を持たせる
他社クリエイター編
- 前提:依頼側、ブランド側が決定権を持つ
- アイディア、意見を出し合う目的を共有する
- ベンチマークを共有し、イメージを統一させる
- 自由な提案をもらう
- イメージを正確に捉えているか精査し、相違があれば再共有する
- なるべく否定せず「なるほどね」「確かにそういう考えもあるね」と受け止める
- 良い提案であれば、アイディアを上乗せしていく
- 意図と違う場合は、クリエイターの好き嫌いではなく、ブランド側としてどう思うか意見をもらう
- 良いモノは良いとしっかり反応し、悪いモノは何が悪いかしっかり指摘しPDCAを回してもらう
- 最終の決断をはっきりして、貢献を賞賛する
- クリエイティブ評価に対し一貫性を持たせる
教訓:マネジメントされたい人もいる
僕がマネージャー業をするようになって驚いたことは、マネジメントして欲しがってる人がいるということでした。
僕は誰かに指図されるのが好きではないので、びっくりしました。
確かに指示された方が、考えなくても済むし、自分のせいではないと言い訳できますからね。
そういう人がダメだというのではなく、そういうタイプの人も必要です。
組織を作る側になってから気づきました。
全員がピッチャーになりたいなら野球はできません。
それぞれのポテンシャルを合わせて組織を作っていきましょう!
ほなね