IT系で転職したくない会社とは

IT系で転職したくない会社とは
2020年1月5日

webデザイナーの平尾誠です。
制作会社で5回の転職を経験しました。

ブラック企業とは労働時間が多いとか、もしくはパワハラが満映している会社ですよね。
でもIT企業でいうブラック企業はそういったことではありません。

web制作会社やスタートアップでアプリを作っている会社などは労働時間も長いでしょう。
ただ、楽しかったり、純粋に夢中になって仕事をしている人も多いです。

楽しく仕事している人に対して、すぐに帰れっていうのもどうかと思います。

さて、この記事はこんな人に読んで欲しいです。

あなたに読んでほしい
未経験からweb系に転職したい
今の会社に満足していない
現職のデザイナーやエンジニア

IT業界でいう転職したくない会社をまとめました。

IT系で転職したくない会社

経験を積めそうにない

これが一番ですね。

ずっと最初の町から出ずにスライムを倒し続けてもレベル上がらないですよね。

例えば、既存のサービスの更新作業です。
それがメインの仕事であれば意味があるのかを考えた方がいいです。

更新作業から、ユーザー分析をして改善をし、売上を上げるなどのPDCAを回していないのであれば早くやめた方がいいです。
既存のシステムは少し前の世代の技術で作られています。

ですので、作業環境が新しいところを探すのがいいですね。
新しい開発環境って技術職にとっては何よりも大事です。

制作実績にクレジットが載らない

クリエイティブ系制作会社は作った人の名前を公開することが多いです。

ただ、代理店経由の孫請けの仕事は、制作者のクレジットを出させてもらえないことが多いです。
これは、あなたがもしも個人事業主となって、会社の看板を借りずに仕事をするようになるとすれば危険。

制作したものを世間にアピールできるものがないと、仕事を獲得することができません。

もしも、ずっと同じ業界にいるとすれば『ああ、あの作品君が作ったんだ』ってなりますが、そうとも限らないですよね。
未来のことはわかりません。

ご自身が作ったものは公開されているうちに、スクショを取って保管しておきましょうね。

評価基準が明確ではない

評価基準が曖昧な会社はやめましょう。
クリエイティブの世界は数値で成果を見せることが、そもそも難しいです。

まずはその会社の評価基準を知ることが大切です。
そしてそれに見合った対価をいただいているかを考えましょう。

給料ではなく、福利厚生をアピールする会社

これはweb制作会社にありがち。
転職したくないというとそれも違いますが、注意は必要だなと。

例えば福利厚生でお昼ご飯が出たり、参考書代が出たりと、会社によってユニークな制度はたくさんあります。
ただ、これって従業員に本当に優しいのでしょうか。

そりゃあ、無いよりもある方がうれしいけど、、、

現金とか休日の方がうれしくないですか?
僕は自分一人のための福利厚生よりも、家族に分け与えれる現金の方がうれしいです。

そんな会社に限って独身男性しかいてなかったりする。

個人的にブラックではないと思う企業

労働時間が長い

労働時間は仕事に夢中になっていれば忘れます。
なので、ただ労働時間が長いのはブラック企業の定義にはならないと思います。
また、いいアプトプットを残すには時間を使わないといけないのはいうまでもないでしょう。

ただ、裁量を持てずに家に帰れないのはこれとは話は別です。

給料が安い

『お金が欲しいのではない。
楽しければいいんだよ。』

そんなこと言ってられるのは、あなたが独身の時のみです。
成果に見合った対価を求めないのはもはやプロですらありません。

きちんとした評価基準があるのであれば、給与はあなたが正しく成果を提示して、勝ち取るものです。

遊んでる人が多い

クリエイティブは遊びの延長です。
なので遊んでいる時間や、脳の切り替えがないと人を喜ばせることはできません。

IT業界はブラックなのか

実際にIT業界はブラックなのでしょうか。
必ずしもそうではないと思います。

確かにシーズンによっては労働時間が長くなったりすることもあります。
ですが、その期間に知識が蓄積されたりするのはまちがいない。

結局は労働環境ではなく、労働環境から何も得ることができない環境がブラックというのかなとおもいます。
自分のキャリアを考えて会社を選びたいですね。

ほなね