webデザイナーの平尾です。
僕はMENTAを通じて、駆け出しwebデザイナーやエンジニアのメンターになっています。
そこで、未経験からweb業界に転職を果たしたワーキングマザーのやっさん@yaccomi
さんにインタビューしました。
なかなか困難な状態でも、とにかく行動を起こす姿に勇気をもらえます。
インタビューしたのはこの方
未経験から転職に成功したママwebデザイナー・やっさん
それでは、まずはじめに自己紹介からお願いします。
はじめまして。やっさんと申します。
3歳の娘を持つワーキングマザーです。
2019年9月、10月と2ヶ月のメンタリング期間を経て、事務職(業界未経験)からWEBデザイナーへの転職を叶えました。
今日はメンタリングの内容とママの転職についてお話が出来ればと思っております。
勤めていた会社が急に廃業
メンターを探したきっかけは何だったんですか?
2019年5月、勤めていた商社から急に廃業を告げられました。
自分の将来について改めて考える中で、WEBデザイナーへの転職に挑戦してみたいと思うようになりました。
そして同年7月からProgateやUdemyを使って独学で勉強を始めました。
独学の壁
いきなり、きっかけが強烈ですね。。独学はうまくいきましたか?
Udemyなどの動画教材を使用していた時は、動画の通りにすれば完成するのでなんとか進められていました。
しかし、自分でポートフォリオサイトを作る段階になっていくつもの壁にぶつかります。
自力で完成までこぎつけましたが、出来上がったコードは自分でも後から見て、何を書いていたのかわからなくなるような、ゴチャゴチャなコードになってしまいました。
そもそもどんなコードが正しいコードか全くわからないのも問題でした。
迫る保育園退園
その状況で学習は焦りますよね。
また、退職してから3ヶ月以内に次の仕事を見つけないと、娘が保育園を退園になるという事情もありました。
勉強を始めてから半年で転職まで達成させなければならず、とにかく焦っていました。
オンラインスクールも考えましたが、受講期間があらかじめ決まっているものが多く、希望している半年で終えられるものはありません。
そんな中、Twitterのタイムラインで見かけたのがMENTAでした。
試しにメンターを探してみると、以前からTwitterで拝見していた平尾さんを見つけました。
学習内容が私の希望しているものとぴったりで「これしかない!」と思いました。
そして次の日にはメッセージを送っていました笑
メンタリング開始
ありがとうございます。メンタリングはどのようなものでしたか?
始めに私の方からメッセージで現状困っていることと目標を送りました。
- 困っていること
- 何から勉強すればいいのかわからない
- 独学のため、自分の作ったサイトのコーディングが合っているのかどうかわからない
- 目標
- WEBデザイナーへの転職
- HTML、CSS、jQueryの習得
- WordPressを使用したサイト構築
初回に電話面談で現状の課題をヒアリングして頂き、完成していたポートフォリオサイトを送りました。
そして、コーディングレベルを見て頂いた上で実際のメンタリングがスタートしました。
メンタリングではまず課題(デザインカンプ)を頂き、コーディングをして提出、詳細なフィードバックを頂きました。
課題をこなす中で出た疑問はかなり細かいところまでぶつけましたが、全て丁寧に返していただきました。
また、技術的なアドバイスだけではなく、転職活動でのアドバイスや職務経歴書の添削もして頂きました。
転職活動中、悩んだことはすぐ平尾さんに相談していました笑
転職活動で苦しかったこと
かなり活発に動かれていたのはわかりました。
転職活動を行う中で辛かったこと、苦しんだことは何ですか?
仕事、育児をこなしながらの勉強と転職活動だったのでとにかく時間がなかったのが辛かったです。
土日も子どもの相手をしなければならず、毎日寝かしつけが終わってからの3時間が自分の時間でした。
さらに転職活動が始まると勉強の時間が中々取れず、とにかく毎日焦っていました。
転職に成功したポイントは?
転職活動で成功したポイントを、ご自身の体験から教えていただけますか?
「行動力は何にも勝る」
とにかく「行動すること」が大事だなと思います。
未経験で採用されるには、とにかく自分のポテンシャルの高さを見せるしかありません。
「WEBデザイナーになりたい」という言葉だけでは採用する人を説得することはできないと感じました。
とにかく制作物を作る、MENTAを使ってプロに指導してもらう、そして書類選考に何社も応募する、など行動によって熱意を見せたことが成功につながったと思います。
可能性を広げる
書類選考に応募する数はとにかく多い方がいいです。
「3年の実務経験者」などと記載があっても構わず応募するようにしていました。
ポートフォリオを見れば実力はわかるので、選ぶかどうかは先方次第。
そういうところは書類選考で落ちることも多かったですが、中には会ってみたいと面接してくれるところもありました。
また、WEBデザイナーだけでなく、EC運営などのデザイン関連職にも積極的に応募していました。
良い職務経歴書は成功のカギ
今回1番実感したのが職務経歴書の出来で成功率が変わることでした。
始めは書類選考では10社のうち1、2社通過すれば上出来でした。
その後メンタリングで職務経歴書の添削をしてもらい、頂いたアドバイスを元にとにかく自己PRを充実させ、ストーリー性を持たせるように変更。
また、私は事務職の経歴が多かったので、経歴の前に“出来ること”という項目でデザイン関連のスキルの記述をまとめるようにしました。
すると10社中4、5社通過するようになりました。
出来上がった経歴書は出来ればその業界の人か、それが無理な場合は身内でもいいので誰かに読んでもらった方がいいと思います。
伝えたいことがきちんと伝わる内容になっているか、確認することが大切だと思います。
最後は焦らないこと
私の場合何度か大きな決断を迫られる場面があり、その度に焦って決めてしまいそうになっていました。
その時に平尾さんにアドバイス頂くことでよく考えて答えを出すことが出来ました。
その結果、最後の最後に自分の希望していたWEBデザイナーとして採用して頂ける企業と出会うことが出来ました。
焦らず諦めず行動を続けていれば、必ず道は開けると思います。
まとめ:行動力がすごかった
webの勉強を始めるきっかけなんてなんでもいいと思うんですよね。
結果的に、やっさんの場合は“今すぐにでも転職しないとマズイ”という環境が、行動を起こさせました。
内定を企業にいただいても、自分が希望していない職種での採用だったりとかなり悩まれていました。
それでもひたすらエントリーしつずけていたのが印象的です。
よく未経験からの転職活動をする方にある誤解で『スキルをあげないと面接に行けない』といものがあります。
確かに、それは言えているけど、未経験者がどれだけ頑張っても天井があります。
エントリーしてまずは面接に行ってみると、必要とされている人材がどんな人物かがわかるはず。
まずは一度面接にいくことをお勧めします。
ほなね
もし独学にお困りでしたらどうぞ。