【見積の裏側】フリーランスにとって支払い条件が価格と同等に大切

【見積の裏側】フリーランスにとって支払い条件が価格と同等に大切
2019年10月24日

webデザイナーの平尾誠です。
おかげさまでブログからお問い合わせを頂くことが増えました。

でも、わかります、、仕事を依頼する側も、どう依頼していいか戸惑っている様子。

この記事は初めて制作会社やクリエイターに仕事を依頼する方に向けて書いてます。
僕の場合、web制作ですが、それ以外でも通ずる、依頼主が知っておくだけでトクをするポイントをまとめました。

知っているだけで、早く的確なレスポンスを返してもらえるはず。

ざっくり先に結論を言います

結論
価格は内容次第なので、一概には分からない
制作は思った以上に時間が掛かると思った方がいい
実績掲載OKでモチベが変わる
フリーランスは支払い条件が価格と同等に大切

特に、フリーランスに依頼する場合は、支払い条件が重要になります。
人気のクリエイターに作ってもらうのであれば、あらかじめ知っておいて損はないはずです。

見積もり依頼時に制作会社に伝えるといいこと

制作の大体の流れはこちらの記事が参考になります。

あわせて読みたい
ホームページ制作を依頼する前に知っておきたい流れとポイント

目的とゴール

私たちはweb制作のプロです。
でも、御社のビジネス領域に対しては素人です。

webサイトを制作することによって得たい目標を教えてください。
また、御社のビジネスゴールを教えてください。

事業のパートナーとして選ばれた方がお互いに幸せだと思います。

制作するページ数や想定されるボリューム

もちろんページの数が増えれば、費用は多くかかることは予想できます。
でも、ボリュームや複雑さによっても変わります。

例えば、保険などの金融商品ページがあります。
一般的に保険に詳しい人とか少ないし、慎重に選ぶべきだから、図解して細かく説明しなければいけない。
すると自然に説明ボリュームも増えるので、工数が増える傾向にあります。

イラストとか特に高くなります。
また、ビジネスがユニークになるほど、この傾向があります。

ページ内の機能

情報を掲載しているだけのサイトか、使うことを前提にしたサイトかによって大きく変わります。

  • 検索機能付き
  • ブログ更新機能付き
  • ログイン機能
  • 購入機能

機能の一例です。
機能が増えると一気に構築の難易度が上がります。
もちろん費用も上がります。

競合のライバルと参考サイト

デザインは人によって感じ方が違います。
どのようなデザインイメージを持っているか教えてください。

特に悩まなくていいので、webデザインの参考サイトとかを見てもらえると、素敵なサイトがいっぱいあります。

制作は思った以上に時間が掛かると思った方がいい

人気の制作会社は目前のリソースは埋まっています。
制作会社でもフリーランスでも同じです。

美味しいお店に並ぶのは、このweb業界でも同じこと。
複数プロジェクトを併走させながら最適な人員配置をするからです。

たとえ1週間作業すれば終わる仕事だとしても、人員のやりくりに期間はかかります。



フリーランスへの見積もり依頼

ここからは特にフリーランスに依頼する場合です。

ポートフォリオに掲載の可否

フリーランスのクリエイターは一人で制作していることが多いので、営業マンがいません。
言わば制作実績が営業マンです。彼が次の仕事を獲得してきます。

だからできれば、制作実績として公開してもいいかを、あらかじめ伝えてあげるといいです。

  • ポートフォリオサイトに掲載してもいいか
  • SNSでの拡散は可能か
  • 誰なら見せていいか

ただ、作り手がいいものを作るのが大前提ですけどね。

この2点がオッケーであれば、あらかじめ伝えておいてください。
フリーランスのクリエイターはモチベーションが上がります。
僕は毎回、“これが引退作だわ”って有終の美を飾るつもりでやってます。

掲載可能ならば、あらかじめ伝えておいたほうがパフォーマンスが上がるはずだから、結果的に依頼者にとってもコスパ上がります。

掲載可能であれば、“あなたに作ってもらってよかった”と言われているような気になって嬉しくて嬉しくて嬉しい。

フリーランスの支払い

実はフリーランスに依頼する場合、支払い条件は重要だったりします。
場合によっちゃあ制作費と同じくらい大事!

支払日がズレるのは死活問題だからです。
生活に直結します。

僕は以下のお願いをしています。

  • 事前に半金を頂く
  • 出来高で請求する

このいずれかでお願いしています。
僕の場合は半金を頂くケースが多いですね。

特に大きなプロジェクトとなると、たくさんの人を動かすことになるので、支払いばかりが先に膨らんでしまいます。
プロジェクトが終わってから請求を立てるとなると、建て替えている期間が長い。。

ね?フリーランスはわかるよね?フリーランスのクリエイター側から切り出せないことも多いよね?

それが無理だとしても、請求まわりを事前に伝えてもらえると、依頼主への好感度かなり上がります。

なので、ここはご理解いただければと。

あわせて読みたい
登録してみた!フリーランスの報酬を即日払い【FREENANCE(フリーナンス)】

まとめ

再度まとめると

結論
価格は内容次第なので、一概には分からない
制作は思った以上に時間が掛かると思った方がいい
実績掲載OKでモチベが変わる
フリーランスは支払い条件が価格と同等に大切

こんな感じです。

ほなね