Udemyでwebディレクション講座をリリースしました。

Udemyでwebディレクション講座をリリースしました。
2020年12月3日

ARUTEGA のプロデューサーで代表の平尾です。
先日、ブラックマンデーに滑り込み、弊社よりUdemyにて動画教材をリリースしました。

関係者の皆様ありがとうございました。

リリースの経緯

マークアップ / webデザインのメンターを本業のかたわら、約2年しております。

あまり大っぴらには言ってないですが、2年間で260人以上の初学者に対してweb制作をおしえました。
その中で、初学者が身を置いている現状に違和感を覚えました。

きっかけは2019年の11月頃。
Udemy側から『webデザインの教材を作っていただきたい。』という主旨のメッセージを頂いたことから始まります。
自分は職業訓練校の頃の先生にたいへん大きな恩があり、その恩を後進に返そうと快諾しました。

でも、結局デザインではなく、webディレクションに関する講座をリリースすることにしました。

流れのイメージが無いままに学習をしてる

ディレクション講座を動画教材にした理由は、仕事の流れを理解しないままに学習を始めている方があまりにも多いから。

社会情勢的な意味合いもあって、web制作やプログラミングがトレンドとしてあるのは事実。
webデザインとかコーディングの学習を始める方が多いのは、web業界としては喜ばしいことです。

ただ、私の周りではマナーの悪いフリーランスや、最後まで責任をもって納品しない人が増えたというのは非常によく耳にします。
制作進行するにあたって、教科書には無い問題が発生するからでしょう。

デザインもプログラミングもなんでもかんでも。
まずは触れてみるというのは、とても大事だとおもいます。
そこに崇高な理由とか動機なんて必要ない。

稼ぎたいとか、ラクしたいとか、モテたい。
たとえ、そんな動機であったとしてもまったく問題ないと思う。

動機はなんでもいいが、仕事は仕事

ただ、仕事として対価をいただく以上は、依頼主に迷惑をかけたらあかん。
きちんと事業に貢献するために知っておかないといけない基礎知識がある。

とはいえ、実務経験が無いんだから、実務を積むしか無いわけです。
そんな堂々巡りをクリアにしたいと考えました。

どんな仕事でも、お金をもらえるようになるまでにはそれなりの準備が必要。

今回、リリースした超短期webディレクション講座はこのような内容になっております。

超短期ディレクター育成講座
コースの概要
案件を獲得する方法
提案・ヒアリングについて
ヒアリングの目的
現状分析をしよう
競合調査をしてみよう
ポジショニングマップを作成しよう
ペルソナを決めよう
参考サイトをきめよう
サイトマップをつくろう
ワイヤーフレームを作成してみよう
SEO対策・KPI作成について

企業に入社して一連の制作の流れを知っている方にとっては、すでに知っている基礎的な内容になってます。
ただ、基礎知識すら持たずに、野に放たれた未経験初学者がいるということが、とても怖くて見てらんないわけです。
また、依頼主の事を考えるとやりきれないのも事実。

課題解決をしよう

web系の多くの職種は、確かに何年も下積みをしなくてもいいものがあります。

フロントエンドやマークアップエンジニアは、直近3年の知識を求められることがほとんどです。
だけど、長くこの仕事に携わっている方には、現場でのスキル以外の知識のストックが多い。
その知識とは事業貢献の知識です。
技術だけではなく、今の未経験者には課題解決の方法を身に付けていただけたらと思います。

先を行く人の使命

すでに自分も10年以上、この仕事をしています。

ベテランたちの中には、にわかフリーランス、にわかwebデザイナーを良く思わない人も多くいます。(個人の体感)
企業に勤めて地道にスキルを積んでいる方は特はそう思う傾向があるのではないでしょうか。

だけど、蹴落とすのではなく、業界全体で知識と経験をリレーしてバトンを渡していく姿勢が大切だと私は考えてます。
何もわからず、案件を受注してる初学者よりも、何もわからない初学者にマウントを取ろうとするベテランの方がよっぽどダサいです。

自分もいつになったら一人前なんだと、終わりのない知識欲求にさいなまれてます。
現場のベテランほど、温かい目で初学者たちに引導を渡してほしいです。
それが先を歩く人の使命かとおもいます。

もし、ご購入いただけたなら、講座中に出てくるレビューで星を5つ付けていただけると、制作メンバーの励みになります。

ほなね