話題をさらうライターはブレストが一流だった

話題をさらうライターはブレストが一流だった
2017年6月29日

半年前から始めたこのブログ。
なんとなく文章を書くことの楽しさをわかってきたと同時に、難しさもわかるようになりました。
そんなタイミングで社内のライターと一緒に求人の記事を作ることになり、人気のライターは場を盛り上げるのも上手だなと感じました。

できるライターはミーティングがうまい

そう、エンジニアに向けての求人募集記事の執筆の手伝いをしています。
僕自身がエンジニアなので、エンジニアに刺さりそうなワードをちりばめてくれとのオーダーであります。

採用に向けた記事を書くにあたって、うちの会社としての欲しいスキルとか、人柄みたいなところはすでに決まっています。
だから、どのように見られたいのか、真面目にするのか、遊ぶのか、そんなことを考えるミーティングをしていました。

ミーティングのコツ

巨大なブログを運営しているうちの会社には、記事を書くライター・エディターの方がたくさんいてます。
そんな中でも今回一緒にお仕事をしたのは、社内で一番のベテランのライターさんでした。
一緒にミーティングをしてこんなことを感じました。


・伝えたいことをしぼる
・場を盛り上げて、他の人のアイデアを出す。
・物語を考える
・くだらないことをたくさんいう
・聞くのがうまい

おそらくこれらは経験を重ねたうえで、ミーティング中に実践しているコツなのだろうと。

何回もバズを生んでいるライターは、話をしていてもとにかく面白い。
視点が面白いんですよね。真正面から見てると見せかけて、引いてみたり、よって見たり。もしくは斜め上から見て見たりね。

そういう視点でミーティングが進んでいくものだから、このミーティングが仕事の会議の重苦しいものではなく、
同級生と先生を驚かす時のいたずらを考えているようなミーティングになります。
とにかくみんなをその気にさせて、わざと脱線させては本筋に戻し、またわざと脱線させる。

くだらないことを言い出したら、発言のハードルが一気に下がるので、たくさんのアイデアも出ます。
これは会議でも使える手法ですね。会議でのブレスト(アイデア出し)で一番困るのは、何もわからずウーンってなる沈黙です。
ですがこれなら会議も盛り上がるでしょう。

自分のアイデアが尽きたら、人のアイデアを混ぜる

なるほど、自分のアイデアがつきだしたら、人のアイデアと自分のアイデアを混ぜて新しいアイデアを出すのだなと。
インプットとアウトプットを繰り返しながら頭の中を整理し、言葉にすることで物語を活字にしたためる。

ミーティングが、終わった頃には、記事のストーリーは出来上がっているのでしょう。

エディターって頭脳が必要な仕事だと感じました。
仕事ができるライターと打ち合わせをするだけで、ここまで学べるものがあるとは思いませんでした。

ほなね