サステナビリティページが素敵なデザインの参考になるサイト

サステナビリティページが素敵なデザインの参考になるサイト

ARUTEGAの代表の平尾です。
既存のコーポレートサイトにサスティナブルページを追加する企業様が増えています。

これまではCSR活動として発信していましたが、継続的に事業が社会へ対するインパクトを示すものがサスティナブルページといえます。

SDGsの目標は17つの目標に集約されることが多いですが、実際に行っている活動は外側から見てなかなかわかりやすいものではありません。これらをステークホルダーにグラフィックやわかりやすいテキストでの発信は今後も増えそうです。

今回このページでは企業の広報の方や今現在サスティナブルな活動に取り組んでいる事業部の方にとって参考になるサイトを集めました。
デザインも秀逸なので、かなり参考になると思います。活動報告をブログでする企業が増えているのが最近の実情だということがお分かりいただけます。

サステナビリティページが素敵なデザインの参考になるサイト

積水化学


https://www.sekisui.co.jp/sustainability/

  • 代表から改めてサステナブルについてのメッセージ
  • 社外からの評価で信頼性を高める
  • 実際の活動について報告している

実際にサスティナブルについての実行報告をしているのがとても好印象です。
継続的にしているからこそサスティナブルと言えますね。

I-ne


https://i-ne.co.jp/csr/

  • サプライチェーンポリシーを掲げ、サプライチェーン全体での持続可能な社会の実現に取り組んでいる。
  • ESGデータで環境関連、人事関連、社会貢献、ガバナンスと具体的な実績を数値で示している。
  • マテリアリティや目標、推進体制を示す透明性。

冒頭にサスティナブルに対するコピーが書かれていて、力の入れ方が伺えます。
また、具体的にESGデータの変遷を表にまとめていて比較ができます。

数値で細かく示している点が、実働していることがわかります。
サムネイル画像も美しくてデザインも秀逸ですね。

DENSO


https://www.denso.com/jp/ja/about-us/sustainability/

  • 社会への取り組みでは「お客様」「株主・投資家」「取引先」「社員」「地域社会」と共に推進する考えをそれぞれのページで説明
  • 実績、課題、外部からの評価といった数字での事実が多く、取り組みの本気度が伺える

DENSOの統合報告書はデザインも秀逸です。
DENSOはブランドガイドラインもしっかり策定しており、発信に力を入れています。
この規模の会社が企業のトンマナを固めて発信できるのは、社内に優れたインハウスチームがいないとなかなかできないことです。

M.STAGE


https://www.mstage-group.jp/sustainability

  • 環境、社会、ガバナンスそれぞれに対応するSDGsの課題と会社の取り組みを紐付け
  • アコーディオンを活用し1ページにまとめている
  • サステナビリティに関連するニュースをまとめている

グローバルナビゲーションを見れば、その企業が何に力を入れているかが一目でわかるものです。
こちらのM.STAGEではグローバルナビゲーションに配置がされており、優先順位が高いのが伺えます。

また、医療現場が考えるサスティナブルが何なのかを力強いメッセージで語っています。

日特建設


https://www.nittoc.co.jp/sustainability/

  • TOPで基本方針を伝え、統合報告書のダウンロードを促している
  • ESGの観点でページを分類している
  • 事業内容や施工実績とSDGsの項目を関連づけている

上場企業ともなれば注目度も高いのは言うまでもありません。
建設・土木を事業をしている日特建設では、事業内容がどのような社会変容に対応しているかの資料がダウンロード可能です。
事業内容が直接的に地球環境に紐づいているからこそ、会社が社会へ与えるインパクトが大きいとおもいます。

サスティナブルとSDGsの違い

サスティナブル(持続可能性)とSDGs(持続可能な開発目標)は、ともに環境、社会、経済の持続可能な発展を目指す概念ですが、具体的な内容やスコープで違いがあります。

サスティナブル(持続可能性)

サスティナブルは、「持続可能な」という意味の英語「Sustainable」から来ており、環境の保全、経済の発展、社会の公正さなどを総合的に考慮し、将来の世代が今日と同じか、それ以上の生活を営むことができるように、現在の資源を使用することを指します。持続可能性は、企業活動、製品開発、政策立案など幅広い分野で用いられる考え方であり、地球や人類が直面する長期的な課題に対して、現在から未来にわたってバランスの取れた解決策を見つけ出そうとするアプローチです。

SDGs(持続可能な開発目標)

2015年に国連で採択された、2030年までに達成を目指す17の目標と169の具体的なターゲットから構成されています。
これらの目標は、貧困の撲滅、品質の高い教育の普及、気候変動への対策など、地球規模の持続可能な発展を促進するための具体的な行動計画です。
SDGsは国際社会が共通の目標に向かって取り組むべき指針を提供し、政府、民間企業、市民社会が協力して取り組むことが求められています。

まとめ

サスティナブルなページを作りたいと言う理由で、会社のサイトリニューアルを考えるお客様が増えています。
弊社、ARUTEGAでは統合報告書を熟読することを会社の普段の勉強会で行っております。

様々な事業の比較によってサスティナブルページのコンテンツ内容を考え、企画から制作をお手伝いしております。
サイトコンテンツ作成の要望のお客様は、お気軽にご連絡いただければと思います。

ほなね

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