【読書レビュー】「革命のファンファーレ」by 西野亮廣

話題のキングコング西野氏の待望の新書、「革命のファンファーレ」読みましたか!
アーティストやクリエーターにこそ読んで欲しいと思う内容でした。

今や絵本作家に転向し、昨年販売した「えんとつ町のプペル」は「5000部売ればヒット」と言われる絵本業界では、異例の32万部の大ヒット。
今年1月に“お金の奴隷解放宣言”と称した「えんとつ町のプペル インターネット無料公開」が賛否両論を呼び、さらに売上を伸ばしていくことになります。

僕の友達も大阪から神戸まで作品展示会に行ってましたよ。

西野氏の経歴と反骨スタイルにシビれる

すでに西野氏の肩書きは多くあるのでまとめることは難しいですが、メディアプランナーとしても優秀であることは間違いない。
一体今はなにしている?のって感じの西野氏でしたが、活動は多岐にわたり

  • オンラインサロンの運営
  • おとぎ町の運営
  • ブログや書籍の執筆活動
  • SHOWROOM代表の前田さんと共に「スナック キャンディ」の運営
  • しるし書店の考案
  • おとぎ出版の考案

と、めちゃくちゃ先を行っていましたね。
しばらくテレビに出ない間に、メディアを操作する人になっていました。変化する世の中の波を掴んでいたようです。。

僕がキンコン西野さんのすげ〜な〜と思うのが、好きなことやってるけど、理にかなっていて非常識を常識に変えていくスタイルがすごいと思います。

そして今回の本の主題である、「届け方」、つまり広告戦略もスゴイ。

どんなに革新的なアイディアも素晴らしい作品も、多くの人に届けなければ意味がありません。芸人として一斉を風靡した経験から届け方にとてもストイックで真摯な姿勢が伺えます。届け方についてとても参考になる本だと思って読みました。

そして芸人としても、アーティストとしても正直であり続けることにこだわっている姿がカッコいいですね。
新書、「革命のファンファーレ」では、そんなキングコング西野氏が広告やクラウドファンディングについて全部語っています。前作の魔法のコンパスを読んでいなくても問題ありませんでした。

また、魔法のコンパスから少しアップデートしている箇所もあるようですので、切り離して読んで見ることをオススメします。

説明不要の西野氏の絵本”えんとつ街のプペル”

絵本のヒット裏の準備が徹底していた

絵本業界では異例の32万部の大ヒットとなった「えんとつ町のプペル」は、マグレでヒットしたわけではありません。
用意周到な広告戦略が裏側にありました。この本では余すことなくヒットを生み出す過程を書いています。
ここまで書いていいのかよと思うくらいに。

本書で語られていた部分で印象的なのは

ツイッターなどのSNSを広告ツールとしての活用方法がとても上手です。
オセロの角をとっているから最後は全部ひっくり返せるという表現をしていましたが、その考え方には目からウロコでした。

”人気と認知”、”好感度と信用”の違い

お金は信用には変えることはできないが、信用をお金に変えることができるという言葉が印象的でした。
評価経済時代、嘘をつかないためには自分の意思を明確にし、環境からの支配から逃れることが大切なのです。

クリエーターやアーティストとクラウドファンディングは相性がいいという話

表題の通りですが、あらかじめファンを掴んでから作品をだすという点でとても無名のアーティストにとっては都合のいい仕組みだと思います。

僕の未来予想

クラウドファンディングを使って選挙に立候補する人が出てくると思う。

例えば議員に立候補するには
衆議院小選挙区選出議員なら300万円の供託金。
都道府県県議会議員でも60万の供託金が必要です。

資金を集め、支援者を巻き込むという点でも政治とも相性がいいのではないでしょうか。
きっとこれからクラウドファンディングで立候補して政界に進出しようとする人が出てきてもおかしくない。いや、絶対出るよね。

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ほなね