【内定を出す前に】海外就職について、採用担当経験者が思うこと

パソコンさえあればどこでも働けるノマドワーカーを目指す平尾誠です。
そんな私は海外就職をして、現在フィリピンでフロントエンドエンジニアをしています。
今になって思えば海外就職の思い描いてた理想と、実際に海外で働いて見た現実とでは全然違っていました。

近年日本では、優秀な人材が海外に流出しているというのを聞きます。
一時のトレンドなのかもしれません。

就職活動を控えている人にとっては当然、海外就職においてのメリットも、デメリット知りたいと思います。
ですがそれ以前に採用する側にもモラルや配慮・気配りが求められて当然。

採用担当経験者の私が感じた、採用側に前もって伝えて欲しいこと。
逆の立場になると海外就職を目指している就活生は、企業に聞いておいて欲しいことをまとめました。

海外就職について、採用担当経験者が思うこと

日本の家を引き払ったら、帰る場所がなくなる

一人暮らしをしていた学生や僕みたいな中途採用はそうですよ。
帰っても家がない!!
家を引き払って海外に行くわけですから。住民票とか日本にないからね。なかなかさみしいね。

海外保険の仕組みをちゃんと伝えてください

就職活動中の学生たちは保険とか支払ったりしないといけないとか考えていないはずだし、その辺の感覚はまだ薄いと思います。
国民健康保険を払い続けるのか、それとも海外旅行保険に入るのか。
個人負担か会社負担かを内定者には伝えてください。

命あっての就職ですからね。健康を害しては働けません。
詳しく担当者は海外保険について新入社員に説明できるレベルである必要があります。
勢いのある就活生を採用したところで、会社側の福利厚生が整っていない、もしくは整える気が薄い会社にはガッカリします。

人事担当としてはマストです。

現地の危ない場所を教えてあげてください

やはり日本人は現地の危険な場所がわかりません。
特に危険とひとくくりに言ったところでどのような危ない目にあうのかがイメージできません。

ひったくりにあう程度なのか、それとも発砲されるレベルなのか。。

日本とはちがう危ないの感覚を伝えてあげてください。
やはり日本より治安がいいところは世界のどこへ行っても少ないです。

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新卒を採用する場合は、両親のフォローを忘れずに

大学を卒業した時点の学生なんてまだ子供ですよ。

両親へのバックアップを忘れてはなりません。
特に親御さんはこれから社会に出る子供をすごく心配しているはず。そして内定をもらった学生たちも両親のことを心配しています。
ただ単に、内定通知書のような紙切れを渡して「雇います」ではなく、電話をするなりして理解してもらったほうがいいと思います。

両親にとっては子供はいい会社に就職するんだなーって安心しますよね。
これはやらない会社がすごく多いと思います。
巨大な会社ではないかもしれませんが、これはやって欲しいです。

人生を左右する決断だということを忘れないでください

海外に就職するってなかなか勇気が必要なことです。
人生を変えようと思って海外就職をする人もいれば、軽いノリ・興味本位で就職する人もいます。
理由は人それぞれですが、結果として、その後の経験が人生を左右すると思います。

採用する側は、その人の人生を変えると思ってください。

海を渡るだけで結構なお金が必要

当然航空券は会社が負担してくれる場合もありますが、有給を使って日本に帰る場合は実費ですよね。
僕が最初に海外移住をした時は荷物を実家に送ったり、航空券や、ホテル代などでまとまったお金が必要でした。

経済的な心配をしながら働くのってとってもストレスです。

学生たちが十分なお金を持っているとは思えないですよね。自分がそうであったように。
会社で一部費用負担できるのであれば伝えるべきですし、ルール自体がないのであれば作って欲しいです。

まとめ:ほんの些細なことが積み重なると海外就職は遠くに感じてくる

どの航空会社が安いんだろうとか、病気になったらのこととか、持って行ったほうがいいものはなんなのかとか。
考え出すと次第に不安になります。

採用担当者は前もって自分の経験を交えて、嫌なことも含めて正直に伝えてあげてください。
そして仕事に集中できる環境を作ってあげてください。

仕事に集中できる環境を作る
そこまでが採用担当者の勤めですよ。

ほなね