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自分の中の「2人のデザイナー」について-キャリアの話-

デザイン
とじー

とじー

酔った勢いで、とりとめのないキャリアのことをつらつらと書いています。

ARUTEGAに入社してから、自分の特性について考える時間がかなり増えました。
要因としては、ARUTEGAが価値観を大切にする会社であることと、自分の年齢的なことも大きい気がします。気づけば今年で30歳。

これまでは無意識に自分の特性の跡を点々と残していく時間で、これからはその点をちゃんと拾い集めて、「自分はどこで何を発揮するのか」を見つめ直す、そういうタイミング。

最近、自分の中には2人のデザイナーがいる感覚があります。
ひとりは、「AからBへ橋渡しをする人」。
もうひとりは、「形を作る職人的な人」です。
前者は設計寄りで、後者はビジュアルの完成度を高めていく人。

プロジェクトのフェーズによって、無意識に自己暗示をかけながら、この2人を切り替えています。
「はい、今からあなたは橋をかけるとじーね」
「はい、今からあなたは職人のとじーね」
みたいな感じで。

デザイナーは少なからず、この感覚があるんじゃないでしょうか。
そしてどちらが得意かによって、自分がどの場所で力を発揮していくかを見極める。

さて、自分はどちらがより「素」に近いのか。
どちらかというと、前者の「橋渡しをする人」が本来の自分に近い気がしています。
一方で二人目は実務を通して必要だから身についてきた部分。

むしろそもそも一人目の「橋渡しをする人」がいたからこそ、二人目の「形を作る人」が生まれたのかもしれない、と感じています。

橋をかけることは同時に「AとBの差異」を見つけることで、より綺麗な形をつくっていくことは、「綺麗な形(A)とそうじゃない形(B)の間の差異」を近づけていくことだと思っているからです。

あれ、改めて整理してみると、結局2人じゃなくて1人でした。

「自分の中に2人のデザイナーがいるから、どちらの特性を活かしてキャリアを築いていこうか悩んでいる」という結論に着地したかったのですが、書いていくうちに「やってることは一緒じゃね?」となりました。
分岐しているように見えて、根っこは同じだった。

ただ、まだクリアになりきっていません。
うーん、純度というか、なんというか。
「橋渡し」の中にもたくさん工程が内包されているので、もっと純度の高い“核”みたいなものを見つけたい。
これはまだまだ分解して不純物を削っていく必要がありそうです。

そして自分を掘り起こしていると、苦手な部分もかなり見えてきます。

私の場合は「慎重になりすぎて動けない」「やった気になって動かない」。
橋渡しをする人がいるゆえに、頭の中でつなげてみると「差異」の段差が細かくなって、「道のりがなげえな」と動けなくなる。
そしてつなげた後は、それで満足して動かなくなる。
動けない自分を動く自分へどう橋渡しするか、もこれからの課題なのかもしれません。

結論があるようで、ない話になってしまいました。
まあいいや。ほなね

とじー

とじー

Designer

考えるのも手を動かすのも好き。マーラータンとスルメとおつまみ昆布が好物。