0

%

Knowledge

ARUTEGAに入社して早4ヶ月!未経験で制作ディレクターになって実感したこと

キャリア
Nabechan

Nabechan

こんにちは!アカウントプランナーの渡辺(栃木在住、現在38歳)です。早いもので、ARUTEGAに入社して4ヶ月が経過しました。
(個人事業主としての協業期間は除く)

SEOのマーケターだった自分が、ARUTEGAに入社してアカプラとディレクター職に就いた率直な感想を忖度なしで伝えたいと思います。若干、採用インタビュー的な感じになっているのは否めないですが、こっちのほうが本音で書きやすいのですみません。お許しを。

1.なぜ制作に興味があったのか?

元々、制作志望だったからです。きっかけですが、幼少期は絵を書くのが好きで、一時期は漫画家になりたかったことも影響していると思います。

Gペンを購入して描いていた時期もありましたが、幼少期の好奇心旺盛な特有の時期なので、すぐにそのブームは過ぎ去りました。目指していたと言えるほどのレベルではないので、この話を公ですることは基本ありません。笑

それから、小学〜高校と書道を習うようになり、余白の取り方の美しさとか、豪快に大筆で書くダイナミックな様にカッコ良さを覚えました。書道家の個展を手伝う中で、カッコよく飾られた書の作品が、自分の原体験として「表現」することへの憧れにつながったのかもしれません。

社会人として過ごす中で「表現」からは遠ざかっていましたが、初めて就職した会社(Webとは無関係)のホームページがイけておらず、同時にその会社が集客に悩んでいたこともあり、何かできないかと考えた結果、「Webデザイン」というキーワードに辿り着きました。

それから、複数のWeb制作会社の実績を見て、「ワクワクするサイトを作りたい」と思うようになり、この世界を目指しました。

書店に行ってWebデザインの本を物色したり、講座を受けたりしながら、ポートフォリオサイトを制作したのがこの世界に入る最初のアプローチです。(2014年頃)

2.入社前に期待していたことは?

長らく個人事業主(マーケター)として働く中で、地方で事業やサービスに想いはあるのに、どう集客していいかわからないお客様を支援してきました。その文脈から、地方創生や地域ブランディングに、今度は元々興味があった制作という視点から関われるのではないかと期待していました。

どんなに集客に力を入れたとしても、会社の顔であるホームページでブランドやサービスの魅力を言語化したり、デザインとして表現できていないと、集客にも負の影響が出てしまいます。制作とマーケティングは、表裏一体であるべきだと感じていて、ARUTEGAへの入社を志望しました。

3.不安だったことは?

キャリアの中で、一度Web制作会社に転職しコーダーをしていた時期もありました。またそれ以外にも、アルバイトという形でWeb制作会社でアシスタントをしていたこともあります。ただ、かれこれ10年以上前の話ですし、経験したと胸を張れるほどでもありません。なので、単純に制作の仕事についていけるのか?という漠然とした不安はありました。

なんとなくは、制作フローを理解しているつもりでも解像度は低いため、仕事に馴染めるのかそこは気がかりでした。

4.大変だと感じることは?

現在アカウントプランナー・制作ディレクターとしてプロジェクトに関わっています。その中で、「関わる領域・職種の広さ」「計画に沿って実行する能力」「マルチタスク」が求められる点には大変さを感じます。例えば、大枠だけ挙げても以下のようなフェーズがあり、その中に「理解する」「整理する」「決断する」「伝える」「確認する」「推進する」という、さまざまなプロセスがあります。

  • 要件定義
  • 情報設計(構成要素の優先順位・サイトマップ整備など)
  • ワイヤーフレームの作成
  •  進行管理
  • 専門職への依頼
  • デザイン・実装状況の確認
  • テスト環境での検証
  • CMSへの入稿
  • 本番環境での確認

計画どおりに進行するために、試行錯誤する点にやりがいを感じる一方で、それだけ多くのことを任せてもらえているという責任を痛感しています。

5.知識不足で苦労したこと

デザインの役割と意図をクライアントに正確に伝える」ことです。デザイナーは、主観ではなく、サイト制作の目的に沿って、ファーストビューのモチーフ一つとっても、役割と意図を設計しています。フォントを一つ決めるところから、ディテールを磨くところまで調整しています。

クライアントにデザインを伝える際に、毎回デザイナーが同席するシーンばかりではありません。そのときに、デザインの役割と意図を正確に伝えるためには、普段からデザインの基礎知識やパターンなどもインプットしておく必要があります。

今もできているとは思っていないですが、例えばデザインギャラリーサイトを見ながら何を伝えたくてこのデザインにしているのか、なぜここに配置しているのかという問いを立てるようにしています。

6.マーケターだからこそ活かせる要素は?

以下の2つがあると思っています!

論理的思考力

マーケターあるあるかもしれませんが、大カテゴリーから中カテゴリー、そして小カテゴリーのように、大から小へ要素を分解して思考する「論理的思考」をよく使います。この思考の癖は、制作業務でも役に立ちました!スケジュール管理とそこに紐づくタスク整理を例に説明します。

まずはスケジュール全体を把握して、タスクを整理し、タスクそれぞれに優先順位というラベリングをします。注意しなければいけないのが関わる領域が広い分、ラベリングの解像度をできる限り具体に落とし込む必要があるという点です。

例えば、「素材手配」というタスクの中で、「素材を8月中に支給」というラベルではなく、「素材を8月10日までに支給」というラベルにするなど。さらに言えば、「〇〇素材は8月10日まで。〇〇素材は9月10日まで。」と素材ごとに期限を設けます。

これによって、「素材ごとに、いついつまでに用意する必要があり、具体的な期限を設けています」といった尺度でクライアントと会話できるようになり、クライアントにも危機意識が伝わると考えています。

アップセル・クロスセルの提案

クライアント視点です。これは代表平尾からも期待されていることで、自身でも役割として自覚しています。

ブランディングやWeb制作にとどめるのではなく、その後の運用も含めて提案できるのがマーケター出身である強みだと思います。例えば、クライアントがサイトを運用する中でページ数が増え、収集がつかなくなっていたら、「SEO的に構造をスマートにしましょう」という提案ができるかもしれません。

また、サイト制作の目的がリード獲得なのであれば、目的に沿ったリードを獲得できているのか、アクセス解析やマーケティングフレームワークを用いた分析なども提案できます。納品ベースの仕事から、しっかり運用まで手厚くサポートする、ここは本領を発揮できると感じています。

7.マーケターだからこそ邪魔になる思考は?

すべてのマーケターがというわけではありませんが、どうしても確認しやすく、即効性のある数字を追ってしまいがちという点でしょうか。

例えば、居心地の良さやブランドの信頼度も数値で測れる指標ではありますが、それよりもすぐに反映されるGoogleアナリティクスのPV数や、CV(コンバージョン)数などが、目に入ってしまうのはあるあるかもしれません。見たまま・感じたままのユーザーの声など、感情に触れるシーンでは、特に邪魔になる気がします。

8.デザインへの捉え方は変わったか?

明らかに変わりました。

例えば、SNSで「デザインやインタラクションのこだわりが、逆に見づらい、使いづらい」といった声を耳にすることがありますが、このときもそれは誰に向けたサイトなのか、なぜあえてそのデザインにしたのかを主観ではなく、客観的に考えるようになりました。

具体例を挙げると、スクロール時にパララックスしたり、余白が多いデザインを採用していて、情報に辿り着きづらい(SNSの声で)サイトがあったとします。しかし、このサイトがハイエンド向けに、ブランドの世界観に没入させる体験を重視しているなら、ある意味では正解だと思っています。

9.「成果の定義」は変わった?

定量的に「問い合わせが増えました!ありがとう。」という声に喜びを感じて生きてきたわけですが、定量という成果にこだわらず、ありきたりな言葉を使うと「顧客満足度」という視点に変わりました。

ARUTEGAさんだとコミュニケーションしやすくてさ。

面白い提案もらえるからワクワクするんだよね。

デザインが社内で評判です。

そう思ってもらえるために、コミュニケーションに工夫をしたり、提案のスコープを変えてみたり、クライアントの立場を想像してみたり、現実はなかなかうまくいきませんが、弊社もクライアントも「have fun」になるような関係性を大事にしていきたいです。

10.どんな視点が増えた?視野はどう広がった?

「なぜ、その発言をしたのか?」「なぜ、そのデザインがいいと思ったのか?」自分自身に問いを立てることが多くなりました。同じように普段の生活でも、お菓子のパッケージや趣味の道具に至るまで、このデザインは誰に、何のために作られたのかを考えるようになりました。おそらくこれらはすぐに芽が出るものではないかもしれませんが、顧客理解の解像度を高められる要因につながっていると思います。

11.4ヶ月で一番成長したことは?

タスク管理能力(優先順位付けのラベリング)、タスク処理のスピードなど、事務的な部分では成長を感じているものの、だからといって自分自身すごく成長したとは言えません。まだまだ課題だらけであることを認めて、自分の味を出していきたいです。笑

12.クリエイターとのコミュニケーションで難しいことは?

最初に悩んでいたのは、そのデザインの何がイケてるのか、イケていないのか、細かいディテールの判断基準がわからない。ということです。

非デザイナーの自分が、「自分的には、ここをもっとこうしたほうが…」なんて言えるわけがないし、デザイナーからしても「お前何も知らんのに、よう言えたな」となるのは当然。笑

だからこそ、社内でもっとも辛い業務がデザインフィードアップでした。「正解がわからないものに、ものを言うなんて、恐れ多い。」そう感じたからです。とはいえ、仕事である以上、フィードバックしなければならない、ただ自信がない、それが最終的には遠慮と捉えかねられない。

正直、今執筆しているこの段階でも悩んでいますが、ただ一つ少しだけ光が見えたのは「そのデザインは目的に沿ったデザインかどうか」という視点です。

デザインプレビューをスマホで見たら、「フォントサイズが小さくて見づらい」「モチーフが意図どおりではなく、単なる装飾になっていないか?」など、目的から考慮したフィードバックであれば、恐れ多い自分でもできるなと。

それから、今後についてはできるだけ多くデザインに接すること、知識量とボキャブラリーが増えれば、クリエイターとの共通言語も増えて、よりコミュニケーションが取りやすくなるはず。非デザイナーだからと言って、「違和感の言語化」と「通訳」の精度が落ちることはあってはいけない。

デザイナーをクライアントから守るのも、自分の役割だと思います。例えば「クライアントから感覚的にもっとボタンを目立たせてほしい」と注文を受けたとしても鵜呑みにせず、余白や視線誘導、情報のメリハリなどデザインの基礎は固めた上で、デザイナーの意図をいつでも通訳できるようにはしておきたいと考えています。

—————-

ざっとこんな感じですが、割と本音ベースで書けたと思う!

伸び代だらけの自分に乾杯!ほなね!

Nabechan

Nabechan

Account Planner

ディレクションを担当。ブランドの価値を上げる企画・提案・戦略設計までを行い、公開後もSEOとコンテンツ支援で成果が上がるよう伴走する。SEO・マーケ領域で8年の経験あり。釣り好きから、ARUTEGAでは「なんでも釣る人」。