Webデザイナーの平尾誠です。
僕は表題の通りMENTAというサービスを利用して、Web制作のメンターをしています。
メンターとは講師と少し毛色がちがい、手取り足取り教えることはしません。
その代わり、つまづくたびにアドバイスを与えるといった感じです。
僕は、現在4名のメインティ(受講生にあたる方)の学習をサポートしています。
この記事では実際にMENTAを初めてみてわかったことと、サポートしている例をお伝えします。
僕が初学者だった頃にも同じ経験をしたので、『それあるある』っていつもほくそ笑んでいます。
主にこのような感じですね。
- 悩みあるある
- 学習する順番がわからない
- 実務経験上の注意点が知りたい
- 書いたコードが正解かわからない
- デザインに対するフィードバックが欲しい
- 課題を作成して欲しい
この辺りをメインでまとめていきます。
MENTAを初めて驚いたこと
僕のMENTAはこちらです。
一番驚いたことは、すでにフリーランスとして活躍しているけど、技術に不安だから活動をサポートしてほしいといった要望が多かったことです。
なんとなくフリーになってホームページを形にできてはいるが、これが正解なのかどうかという悩みですね。
これは確かに誰かと比較したことがないフリーランスの方は心配ですよね。
僕は制作会社での経験が長いので、業界での慣例や標準をお伝えした上でアドバイスさせていただいています。
基本的には本人がやりやすいデータの管理やコードの記述でいいとは思います。
ですが、複数人のパートナーと仕事をしたり、誰かのサポートをする段階になると独自の記法やルールで仕事を進めていると壁にぶつかるんですよ。
ここは僕をメンターに選んでくれた方の最大のメリットですね。
学習する順番がわからない
だいたいの人がこれにあたります。
色々情報はたくさんネットに落ちているのですが、調べすぎて何から始めていいかわからないパターンです。
こちらにもまとめていますが、順番は下記の通りです。
- 1、プログラミングの概要を理解
- 2、エディタ(コード編集ソフト)をインストール
- 3、HTMLとCSSを書く
- 4、ディベロッパーツールの理解
- 5、レスポンシブサイトを制作
- 6、Bootstrapの理解
- 7、Jqueryの基礎理解
- 8、PHPの基礎理解
- 9、Wordpressの基礎理解
- 10、オリジナルWordpressの作成
- 11、PHPの理解を深める
- 12、サーバーサイドやアプリの言語を覚える
気になったらこちらをご覧ください。
実務上の注意点が知りたい
実務上の注意点といえば以下のようなことがあります。
- ファイル管理 =>SourceTreeとBitbucket
- クラスの命名規則
- デザイナーがコーダーに渡す注意点
- リモートでのコミュニケーションツールの伝授
この辺りがメインですね。
特に Lancersで稼ぎたい人なんかはネット上での正確なコミュニケーションを意識したほうがいい。
僕はフィリピンで日本の仕事を受けていた経験がるので、リモートには慣れています。
今でもメインのクライアントとは、3年くらい顔を合わせていないです。
書いたコードが正解かわからない
HTMLってSEOに直結するものなので、正しく書かないと意味ないんですよね。
慣れでもあるし、ルールをわかってしまったら難しいものではないです。
僕の場合はまず、受講生が書いたソースコードをコードレビューします。
そして、まだ理解していないなと判断した場合は、オリジナルの課題をお出ししています。
まんべんなくHTMLのタグを使用しなければならないデザインをお渡しして、コーディングしてもらいます。
これがけっこうハードで好評いただいています。笑
今のところ始めからHTMLの意味をきちんと理解している受講生の方はいません。
安心してください。
自分が書いたソースコードが正しいと思い込んでいる人は一番危ないです。
だから、この質問が来たとき、実はうれしい。
デザインに対するフィードバックもしています
Webデザインとグラフィックデザインの違いについては過去にも何度か書いているので、こちらをご覧ください。
まとめ
初心者だからって全く恥ずかしくなんてないです。
僕はもともとたくさん会社で後輩の育成に当たっていました。
でも、こうやってオンラインで伝えることの面白さに気づき始めました。
まだまだ応募お待ちしてます。
ほなね