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初回打ち合わせって、何を話すんですか?
こんにちわ、アルテガの代表の平尾です。
野良猫にエサをあげ続けていたら、玄関前で鳴くようになりました。
距離感って大事だと考えさせられます。
さて、この記事では、初回のお打ち合わせで、私たちが“何を考えてご挨拶に臨んでいるか”をまとめました。
じつは正直にいうと、初回のヒアリングだけで、依頼内容のすべてを理解できると考えていません。
お問い合わせをする側も、“粘り強く作り切ってくれそうか”をまずは確認したいのが本音ではないでしょうか。
『最初はそんなこと言ってなかった』『もっとこうしてくれると思ってた』と、プロジェクトの中盤〜後半になってから噴出する。これでは、お互いにとって気持ちよくありませんし、私たちももちろん望んでいません。
この記事では
- どのような制作会社を選べばいいかわからない
- 何を決めてから問い合わせをするかわからない
といったWeb担当の方に参考になればと思います。
はじめに:カッコつけない
私たちはお互いに正直でありたいと思っています。そのために、見栄をはったりせずに、得意なことと苦手なこともお伝えします。
サイト制作は最低でも3ヶ月から、長いものになれば1年近くになることもしばしば。
そんなビジネスパートナー探しで、一緒に仕事したくない人に出会ってしまっては、お互いが気まずい思いをし続けなければいけませんから。
条件が揃っていても、お互いが大切にしている価値観が少しずれるだけで、プロジェクトは途端に苦しいものになります。
となると、ご予算や条件だけでは、きっと仕事相手を選ばない。ビジネスパートナー選びの難しさを私たちは知っています。
そのため、双方にとってカルチャーマッチは大切ですよね。
うまくいくプロジェクトは、情報量ではなく、理解の質で決まるのではないでしょうか。
お互いの会社説明
なにはともあれ会社の自己紹介です。
この時点で会社資料は、すでにお送りしています。
お問い合わせフォームからのご依頼では、会社資料をすでにご返信しているので、すべてを説明することはしません。
会社の特徴や強みをシンプルにお伝えしています。
その上で、気になっている点や、不安な部分をお聞きします。
ケーススタディをお見せする際も、類似した業種や条件から選んでお伝えしています。
会社の実績を伝える
意識していることでいうと、『成果ではなく、過程と構造を見てもらう』ということです。
これまでのプロジェクトで、どんな点に気を配ってきたのか。
どんな課題に向き合い、どう解決してきたのか。
その詳細を、ケーススタディとともにお話しします。
ただ単に成功事例を並べるのではなく、どのプロジェクトでも必ずぶつかる「壁」についても、あえてここでは共有することがあります。
うまくいった理由だけでなく、難しかったポイントまで含めて伝えることで、これから一緒に進めるイメージを、できるだけリアルに持ってもらいたいからです。
そして、私たちが考える“良いサイト”の状態もお話しします。
どんな構造で、どんな思想で設計されているのか。
私たちは、堅牢で長く使われるサイトをつくることを大切にしています。
だからこそ、それが単なる制作物ではなく、事業課題をどう解決していくのかという視点でお伝えしています。
相性を確認する
正直にお伝えすると、僕たちは万能なデザインスタジオではありません。
合うプロジェクトと、他社にご依頼したほうがいいプロジェクトがあります。
私たちが強く力を発揮できるのは、思想やビジョンを丁寧に探り当てること。
それらをビジュアル表現へと変え、会社の資産になるWebサイト制作をしたい。
そういう仕事は、何よりもやりたいし、私たちがやるべきだと思っています。(やらせてください。)
一方で、短期的な成果だけを求める案件や、スピードを最優先に進めるプロジェクトは、あまり得意ではありません。
緊急性との高い制作リソースは、既存のお客様に当てています。
既存顧客との約束を守るため、これから始まる新しいプロジェクトだけにリソースを割いている余裕がないためです。(制作会社が短納期を断るのはそのためです)
予算を確認する
当たり前ですが、どのプロジェクトでも予算が潤沢にあるわけではありません。
だからこそ、進め方や開発手法を柔軟にカスタマイズすることで予算をクリアしていきます。
何かを優先すれば、何かは手放さなければいけない。
そのバランスをどう取るかを、この段階で一緒に考えていきましょう。
まだ、依頼するかが決まっていないからこそ、ざっくばらんに、そして正直に予算内でできることと、できないことをお伝えしていきます。
双方に無理がたたらないように、楽しくプロジェクトを終えれるように。
このスタンスを大切にしています。
仕事は必ずしも楽しいものではありませんが、Webサイト制作のプロセスやデザインのプロセスは楽しいに越したことはありませんから。
業界理解のために
私たちは、Webサイト制作のプロではありますが、クライアントの事業においては、まだ何も知らない素人です。あらかじめ業界に対するデスクトップリサーチは終えて臨みますが、限界があります。
だからこそ、初回の打ち合わせでは、まるで求職者のような気持ちで、たくさんの質問を投げかけます。
それはまた自分たちが、ご依頼主のサイト制作のゴールに納得できるかを確かめるためでもあります。
好奇心が湧いてくると、どんどん理解は深くなっていきますし、私たち自身にオーナーシップがむくむくと生まれてくる感覚が生まれます。
もちろん、外部の人間だからこそ見える違和感や気づきは、率直にお伝えしています。
事業理解と人間理解
初回のミーティングでは、できるだけ堅い雰囲気にならないようにしています。
というのも、理由があります。
お問い合わせをいただく依頼主の方が緊張している場合が多いからです。
今回のプロジェクトで何をゴールにしているのか。
どんな不安を抱えているのか。
そして、制作会社を選ぶときに、何を基準にしているのか。
そういったことを、できるだけ率直に聞かせてください。
いいアウトプットは、いい関係性からしか生まれません。
いいアウトプットは、いい関係性からしか生まれません。(2度目)
制作の流れを説明します
お互いの会社や事業について一通り共有したあと、私たちがどのような流れでWebサイトを制作していくのかを、簡単にお伝えします。
もちろん、予算やスケジュールによって、できること・できないことは変わります。
そのため僕たちは、
- プロジェクトに最低限必要なこと
- やれればより良くなること
の二軸で考えています。進め方そのものは、プロデューサーが全体を整理し、デザイナーが形にしていく、ごくオーソドックスなものです。
ただ他の制作会社よりも時間をかけているのは、コンセプトをつくること。
ここに時間をかけられるかどうかで、皆さんが愛着を持ったWebサイトになるかが変わると考えています。
コンセプトとビジュアルはニコイチ
「コンセプトとビジュアル」をお任せいただけそうかを、考えていただきたいと思います。
そのほうが、僕たちとしても仕事が進めやすくなります。
制作の全体像をお伝えするのも、担当者の方にプロジェクトのイメージを持ってもらうためです。
また、実際にWebサイト制作が始まると、依頼主の方にも、テキストを準備したり、社内確認作業において負荷がかかります。
- どの部分でご担当者様の協力を仰げるか
- どこで時間がかかりそうか
- どこまでの成果を期待しているのか
この3つが見えてくると、次の具体的なヒアリングに進むことができます。
結果として、それらが見積もりの精度にもつながっていきますので、見積もりは、その作業量だけではなく“関わり方”で決まると思っています。
さいごに
ということで、最初のお問い合わせは気楽にお問い合わせください。
過去にデザイン・サイト制作を依頼したがうまくいかなかった、というお客様からのお問い合わせや同業者からの声も聞いています。
有意義で価値のあるサイト制作を目指したい方は、こちらからお問い合わせいただければと思います。
ほなね