ブランディングに強い東京のWebデザイン会社とブランディングの進め方

ブランディングに強い東京のWebデザイン会社とブランディングの進め方
2024年3月9日

アルテガにはブランディングのご相談をいただくことが多いです。

その理由はBtoBの最初のタッチポイントがオンライン上になることが多くなったからだと考えています。
ブランディング競争が激化する中、ブランディングに強いWebデザイン会社の力が必要不可欠だという認識が広まったのかもしれません。
同質化した商品・サービスが溢れる昨今、顧客や社員の心を掴むには独自の価値を訴求する必要があります。
その結晶がデザインブランディングと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

さて、この記事では、ブランディングに強いデザイン会社をご紹介します。
弊社では言語化や価値観を表面化させることに時間をかけるので、オリジナルのワークショップを構築し、企業理念を確認することから着手します。いろんな会社のプロセスを比較して会社選びの参考にしてください。

Webサイト制作から考えるブランディングとは

ブランディングとは、独自の価値を顧客に効果的に伝え、選ばれるブランドになることを目指す戦略的な取り組みです。

ところが、多くの企業がブランディングの重要性を理解しておらず、うまくいっていないのが現状です。
実際に、85%の経営者がブランディングの重要性を認識していても、わずか8%の企業しかブランディングを適切に実行できていないと指摘されています(調査:Aumcore)。

ブランディングに失敗すれば、顧客が商品やサービスを認識できず、結果として売上げが伸び悩みます。
その悪影響は計り知れません。例えば、ある自動車メーカーは、ブランディングの失敗が原因で売上が45%も減少し、存亡の危機に陥ったケースが報告されていました。

このようなリスクを回避し、効果的なブランディングを実現するには、専門性の高いWebデザイン会社を選ぶべきです。(とはいえ、それが一番難しかったりします)
ブランディングに長けた会社であれば、以下のようなメリットが期待できます。

一貫したブランドイメージの構築

企業のコンセプトに基づき、ロゴ、カラー、フォントなどの視覚的要素を統一します。
例えば、スターバックスは緑の円形ロゴを全世界で用いることで、どの店舗でも一貫したブランドイメージを体現しています。

効果的なメッセージ伝達

マーケティングデータを基に、ターゲット層の特性を分析し、訴求力のあるメッセージと伝え方を策定します。
米国の調査では、適切なブランディングを行った企業は平均で23%の売上向上を果たしています。

競合他社との明確な差別化

オリジナリティに富んだデザインで独自の企業価値を表現することで、競合他社との差別化を図ります。
例えば、マイクロソフトの四角い窓のロゴは、シンプルながらも世界的に強力なブランドイメージを持っています。

優れたユーザー体験の実現

分かりやすく使いやすいデザインと同時に、ブランドの世界観を体現します。
LINEのWebサイトは、カジュアルで楽しいブランドイメージが随所に感じられるユーザー体験を提供しています。
また、LINEではオリジナルのフォントを作成し、他社とはデザイン上で明確に差をつけることを実行しています。

ブランディングに確かな成果を出すには、プロの専門家に依頼することが不可欠です。
ブランディングに強いWebデザイン会社を選べば、初めのタッチポイントがオンライである以上、一貫したブランドイメージの構築、効果的なメッセージ伝達、競合との差別化、優れたUXの実現が可能になり、結果的に売上げの向上につながるのです。

アルテガでは、Webサイトを作るまでのプロセスそのものが資産になると考えています。
たくさんのブレストとワークショップをすることで、プロジェクトメンバーの価値観をすり合わせます。
どのような行動を示すことが企業理念につながっていくか、そしてその企業らしさを作るかを考え実行します。

それではブランディングに強いWeb制作会社を紹介します。

ARUTEGA

https://arutega.jp/

東京・大阪に拠点を構える企業ブランディングとオウンドメディア運用を得意とするARUTEGAです。

上場企業のコーポレートサイトの制作実績もあり、戦略の立案からSNSまでのコミュニケーションをひと繋ぎにしてます。
CIの策定部分からしっかり見直し、社内の方と長期的に戦略を立てて実現するデザインはとても説得力が強い。
東京と大阪と奄美大島に拠点を置き、フルリモートで活動しているので全国対応が可能です。

Edge International


統合報告書を専門にコンサルティングを行う企業様のコーポレートサイトのフルリニューアル。
オウンドメディアの運用を中心においたサイト設計をしています。堅牢な設計なので、最低でも5年はこのままで大丈夫。

Remain in


統合データマーケティングを基軸にして事業展開を行うRemain inのコーポレートサイト。
企業ステートメントをワークショップで導き出すところから始まり、ロゴやWebデザインやカルチャーデッキの制作までを行いました。

テレコムスタッフ


『世界の車窓から』で有名な東京の番組制作会社。
海外からの問い合わせを増やすために、多言語サイトへの対応を目的としてリニューアル。
近年では番組制作以外にも力を入れており、アカデミックなコンテンツが強みであることを前面に押し出したデザインです。

DSCL

https://dscl.jp/

サービス内容がコーポレートサイトの中に丁寧にイラストと共に記載があります。
また、読みやすいテキストや説明文からもコミュニケーションに時間とリソースをかけていることがわかります。
誰もがデザインの力を使えるようになることを目指したメソッドカードが印象的。

デザインをクライアント先でも使用し、活かしていけるようにする。
そんな気概がたくさん込められています。ユニークなのはファシリテーションの制作実績も記載されていること。

砧書体制作所

書体を作っている会社のサイトで、横スクロールから始まる。
フォントベンダーのサイトは操作しながらフォントの使用感をその場で試せるものが多いが、技術的に凝った物が多い。
UI/UXに精通していることもうなづける。

necco

https://necco.inc/

どれも優しい手触り感があるWebサイトと、Webデザインをデジタル資産として使えるようにすることを大切にしている会社。
戦略とマーケティングを起点とした、コンサルティング型のデザイン制作会社。

GO株式会社


東京では必ず見るタクシー会社のブランディング。
ウェブサイト制作、ダウンロード資料制作、実績記事・メディア記事制作までを実施。

株式会社ヘプタゴン


会社の認知や採用のお問い合わせにつながるような説得力のある資料と、カラフルで多彩なIT企業だということを伝えています。

SHIFTBRAIN

https://shiftbrain.com/

デザイン会社では有名なSHIFTBRAIN。

https://www.recruit.co.jp/


今年、最大規模のスケールでサイトリニューアルを行なったのはリクルート社。
そのリクルート社のサイトをフルリニューアルしたのがSHIFTBRAINさん。
オーソドックスで堅牢なサイト設計に加え、高速でアクセシビリティに優れたサイトの作りは、どの製作会社も見習うべき点が非常に多いです。

https://layerx.co.jp/

こちらは爆速で成長しているベンチャー企業のリブランディング。
トップページのモーションにも既視感はなくそれでいてシンプルでオーソドックスなコーポレートサイトです。
サイト以外にも動画やロゴのアニメーションなどブランドアイデンティティ全てのガイドラインを策定しています。

https://morght.com/

こちらのサイトは寝具を提供しているブランドのサイトです。
社会課題に向き合った優しいテイストのサイトは手書きによる曲線や丸みを帯びた写真など随所でクラフト感を感じます。一度見たら忘れられないサイトです。

まとめ

今日ご紹介した制作会社は、東京でもかなり最先端の技術を持ったエンジニア・デザイナーが所属している会社です。
ARUTEGAブログを見たって言って問い合わせましょう。特に何も起こりませんが、僕が喜びます。

このブログの運営元・株式会社ARUTEGA もブランディング支援を承っています。制作実績はこちらです。

代理店を介さずに、企業様と直接やりとりを進めることに弊社は慣れています。
是非、お問い合わせフォームからご依頼ください。

お気軽にお待ちしております。
ほなね

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