2017年も残りわずか。来年の目標を立てる時期ですね。
今年もGoogleは適切な検索結果を表示するためにたくさんの施作を行いました。
SEOというワードそのものは、割とポピュラーになっているのではないかな。
Googleはあなたが検索したワードを正しくあなたに閲覧してもらえるために、様々な施作をしています。
そこで今年、Googleが行った具体的な戦略をまとめました。
これはWebで飯を食っている連中は知っておかなければならない内容ばかりです。
SEO・検索アルゴリズムのトレンドを把握して、来年の対策を考えましょう。
・・・と言いたいところですが、”対策なんてない”と言うのが僕の結論です。
その理由をシンプルに箇条書きでお伝えします。
変動し続ける検索アルゴリズムにSEOはどう立ち向かうのか?
- グーグルのSEOは結局
- アルゴリズムは刻一刻と変わっている。
- 一定の方向性を持ちながら絶えず変動している。
- 立ち向かうのは無駄。Google動きすぎる。追いつけない。頭がいい。戦っても勝てない。真っ向勝負しない。
”トレンドに乗りながら、トレンドに左右されないコンテンツ作りを心がける”
これ以上もこれ以下もないのでは?それが僕の結論でした。
2017年のGoogleは何を行ったか
今年のGoogleの戦略をふりかえりを箇条書きで。
- AMP+PWA
- インド、インドネシア、アフリカなどこれからの需要を見越して、通信環境が悪くても快適に操作できるようにする
- google home(AIスピーカー)
- アウルアップデート(キュレーションサイト、情報メディアサイト、アフィリエイトサイトが検索にヒットしなくなった)
- UX×SEO(ユーザー行動はランクに影響するかも。)
- モバイルファーストインデックス
- PageSpeedInsightも検索順位に関わる
- 医療や健康に関連する検索結果で信頼性が高いページを上位表示
- E-A-T(専門性、権威、信頼)のあるメディアでないとランキングが上がらなくなった
たくさんありますね。
最近記憶に新しいのはアウルアップデートです。このブログでも記事を書きました。
- あわせて読みたい
- 医療や健康に関連する検索結果の改善とアフィリエイトへの影響
平たく言うと医療や生活に関わる健康・お金のことは、専門用語で検索しなくても、引っかかるようにするってことです。
また、モバイルフレンドリーテストなど、スマホ検索でのユーザーへの優しさを測るWebサービスができました。
AMPも本質的には同じ。
スマホで環境に問わず優先的なデータをスマホで表示して、軽量に閲覧できる環境を提供すると言うことです。
インド、インドネシア、アフリカなどこれからの需要を見越して、通信環境が悪くても快適に操作できるようにしていくのはGoogleの経営戦略でもありますよね。
僕が実務で見ているサイトはデスクトップ:スマホが2:8になっています。
だから個人的にはこれが一番キーポイントとなる予想をしています。
アウルアップデートの検索ランクへの影響
リファラルのコンテンツが検索上位を占める今、公式サイトの存在感が増えつつありますね。
Webデザイナーとしては作りがいがありますね。
スマホサイトって物理的に小さいから、ダイナミックな表現ができなくてつまらないと感じてました。
だけど、たくさん見られていると理解すれば、作るのも楽しくなりますね。
2018年の傾向と対策
次のトレンドは
ちなみにどんなサイトがはやるのかは、僕がひたすら参考にしているマナブさんによると
2015年:まとめサイトの全盛期
2017年:コンテンツ命の全盛期
2019年:個人ブランドの全盛期(予想)
とのことです。
そもそも優良コンテンツとは
SEO対策は結局のところ優良コンテンツを作るってことで他なりません。
だとすると、”優良コンテンツとはなんぞ?”の答えが下記です。
- 直帰率が低い
- PageSpeedInsightsの点数が高い
- キーワードの直接表記が多い
- テキスト量、単語量が多い
- 配下ページ数が多い
- 被リンクが多い
- [重要]メンション(評判・言及)が多い
もっと平たく言うと。。。
全て網羅されているサイトは、言うまでもなく優良なサイトです。
次はダイエットに関するサイトの例をあげて説明します。
例えばダイエットに関するコンテンツであれば
考えられるダイエットサイト、もしくはブログのコンテンツは下記の通りです。
- 太る原因の情報
- ダイエット方法の情報
- ダイエットのための運動の情報
- 運動器具の情報
- ダイエットのための食事方法の情報
- ダイエット食品の情報
これからは実際にある商品が優良で、商品や情報の公式サイト(著書・出どころが確かであるサイト)も優良であることが大切になってきます。
まとめ
- 検索エンジンとはうまくつきあう必要がある
- サイトの軽量化が今まで以上に重視される
- お節介なくらいの情報量が必要
ってことでした。
まずはグーグルの公式ドキュメントを読んでSEOを考えるとしましょう。
検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド
これが全ての考え方の源です。
ほなね。