ブランディングとコーポレートアイデンティティとは

ブランディングとコーポレートアイデンティティとは
2023年8月8日

アルテガの代表・平尾です。
とてもありがたい事にサイト制作だけでなく、そのクライアント様の価値を高める部分から関わらせて頂く機会が増えてきました。
とても重要なセクションであり責任重大なのですが、クライアント様とそんな重要なところからお話させていただく事で、さらなる社会への理解だけでなく、会社の成長機会と感じており、やりがいを感じさせていただいています。

そんな本日はCI(コーポレートアイデンティティ)を策定する際の進め方やスケジュールを、メモ代わりに残しておこうと思います。

CI(コーポレートアイデンティティ)とは

CI(コーポレートアイデンティティ)

CI(コーポレートアイデンティティ)とは、企業のコンセプトと経営理念、ビジョンなどをグラフィカルなロゴやシンボルマークを通じて明確化し、企業に対する社員の認識と、社外のステークホルダーに対しての認識・約束を「一貫性のある世界観で構築すること」です。

オンラインでもオフラインでも広く展開することによって、ブランドイメージを共有し共感してもらうできます。
コンセプトイメージを集約したコーポレートアイデンティティは、その企業の「らしさ」を伝えることができます。
コーポレートアイデンティティとブランドガイドラインを制作することでさらにCIを定着させることができます。
アルテガでは企業研修を通じでワークショップを行います。そうして時間をかけて粘り強くコーポレートアイデンティティを作り上げます。

VI(ビジュアル・アイデンティティ)

CIを構成する要素の中の、ロゴマークやシンボルマークなどの視覚的デザインをさします。
CIの中でも中心的な役割を担う要素であり、企業が伝えたいイメージを視覚的かつ直感的に伝えることができます。

具体的には、会社案内やパンフレット、WEBサイト、広告や空間デザイン、サイン計画など様々です。
デザインをコンセプトに従い開発し、世界観をビジュアル化することで一貫性のある「らしさ」を表現できることでさらに独自性が高くなります。

BI(ビヘイビア・アイデンティティ)

企業理念や企業ビジョンにともなって、社員がどのように考え、行動をすべきかが説かれたものです。
具体的には企業理念、経営規模、事業領域を達成するために必要な具体的な計画や行動を指します。

MI(マインド・アイデンティティ)

その企業が目指すべき理想とする姿、理念やビジョンなど、社会に対する存在意義・役割を明確にすることで「企業理念を統一すること」です。

マインド・アイデンティティは、その企業経営の中核となる考え方であると同時に、社内のマインド的な柱になる経営哲学にもなります。
具体的には、社是、行動規範(クレド) 、スローガン、メッセージなどがあります。
より社員の日常業務に近いものがマインド・アイデンティティです。

コーポレートアイデンティティ策定までの進め方

それではここからはARUTEGAにおいてのコーポレートアイデンティティ策定までの進め方をご説明します。

コンセプト設計:ヒアリング・調査の実施

まずはじっくりと経営者や現場の方々に、ヒアリング等や企業研修を通じて調査分析をさせていただきます。
ヒアリングやワークショップを通じて、ブランディングを起点に着想し、適切なロードマップを策定します。

期間
2〜4週間程度

コンセプト設計:大切にする価値や意味についてディスカッション

自社独自のアイデンティティとは何か?ヒアリング内容や調査結果をベースに、議論させていただきます。納得のいく結論を導き出せるよう、都度議論の進むべき道筋をつくっていきます。アイデンティティにおいて大切にすべきことが決まれば、次は具体的な制作の開始です。

期間
2週間〜3週間

表現開発:ワーディングおよびビジュアルのご提案

アイデンティティを具現化できるよう言葉やビジュアルの可能性をご提案します。言葉、ビジュアルやシンボル、カラー、イメージに至るまで細部の考察と検証を進め、決定していきます。

期間
2ヶ月〜3ヶ月程度

アプリケーション制作:パンフレット、名刺、Webサイト制作

社外からのあらゆる接点において、企業・ブランドが一貫したイメージを提供し続けるためのプロモーションツール(名刺・パンフレット・制服など)のデザインを行います。

期間
2ヶ月程度

ガイドライン策定:CIとVIガイドライン

ロゴやスローガン・タグラインといった表現物に関して、利用方法や編集に関するガイドラインを策定します。

期間
0.5ヶ月〜1ヶ月程度

ブランド運用:コミュニケーション・浸透施策

SNSやサイト運用、マーケティング戦略への展開やオフラインでの適切な戦略ツールを活用し、リレーション構築を実施します。

ブランディングに定評がある会社

セブンデックス


株式会社セブンデックス|ブランディング

「セブンデックス」は東京都渋谷区の顧客体験からコミュニケーションまで一気通貫でデザインし、企業価値の向上と事業成長を支援する デザイン&マーケティングカンパニーです。UXUIデザイン・ブランディング・マーケティング・DXと、幅広い支援を行っています。

necco


https://necco.inc/

どれも優しい手触り感があるWebサイトと、Webデザインをデジタル資産として使えるようにすることを大切にしている会社。
戦略とマーケティングを起点とした、コンサルティング型のデザイン制作会社。

ARUTEGA


株式会社アルテガは大阪を本社市にするデザイン会社です。
企業サイトのデザイン制作・マーケティングを粘り強くサポートし高い集客力を実現します。デザインブランディング・オウンドメディアの作成、コンテンツSEO対策はお任せください。

まとめ

今回は、CI(コーポレートアイデンティティ)についてお伝えしました。
お客様の満足度を高めるためには、商品やサービスの質がもちろん重要なのですが、その部分だけでは競合と大きな差別化ができず、結果価格競争に陥る事が多くあります。
CI(コーポレートアイデンティティ)を企業の理念やビジョンを一貫性をもって正しく発信することで、多くの人々を共感し、魅了することでファンになってもらうための戦略です。

弊社ではCI(コーポレートアイデンティティ)を策定するところから、Webサイト制作までを行なっています。ぜひ、お気軽にご相談ください。

ほなね。