速報!! sattoの使い方と特徴

速報!! sattoの使い方と特徴
2024年9月11日

ディレクターの坂本です!
今回は生成AIエージェントサービスsattoについて速報です。

sattoは、ソフトバンク株式会社が提供する生成AIエージェントサービスで、シンプルな操作だけで業務を簡単に実行するためのパートナーとして設計されています。
2024年8月23日に「satto」のウェブサイト上で、限定先行ユーザーの登録受け付けを開始。私もウェイトリストに申し込みをし、先行ユーザーとして絶賛利用中です。そして待ちに待った先行ユーザーへの説明会が昨日の夜(9/10)にあったばかり。

AI黎明期と言われる現代では、様々なプロダクトが開発されており、混乱している方も多いのではないでしょうか。
そんな中でもWebディレクターの中で一番AIに敏感なのでは、と思うほどAIと触れ合っている私が少しでも不安を取り除く、役に立つような情報をお届けできれば幸いです。
特にこの記事ではこのような方を対象としています。

読んでほしい方
AIを使って業務効率化がしたい
AIを積極的に活用したいけど不安
sattoに興味があるので先取りしたい
非エンジニアだけど独自のスキルを構築したい

それでは、sattoの特徴と使い方について簡単に説明していきます。

sattoにできること

まず「仕事はみんなでサッと済ませよう」 サッと(satto)のネーミングがいいですよね、、
自社のサービス名称もいつも明快です。
「あの手この手がある」→「アルテガ」
「ワークショップデザイン」→「ワークチョップ」
「パワポで資料作成」→「パワポポ」

それはさておき、sattoの特徴を挙げると大きく以下3つに分けられます。

    • 使う:プロンプトを書かなくても生成AIを使える
    • 作る:さまざまなアプリと連携・自分好みのスキルを構築できる
    • 広がる:作成したスキルを共有・他の人が作ったスキルを利用できる

詳しくみていきましょう。

使う

いつでもどこでも呼び出せる。わざわざプロンプトを書かなくてもサッと対応してくれます。
※現状はMacのみで利用可能なようです

① Ctrl + A を押す
コンテキストなしでスキルを実行できます
スキルというのは画像にあるような「説明くん」「TODO作成」といった、目的に合わせた機能を持つAIのことです。

② 文章を選択して、Ctrl + A を押す
選択された文章は「コンテキスト」としてスキルに使われます

③ Ctrl + S を押して、スクリーンショット撮影
撮影したスクリーンショットは「コンテキスト(画像)」としてスキルに使われます

作る

自分だけのAIエージェントをカスタマイズ。
様々なアプリケーションとシームレスに連携し、自分だけのAIスキルを構築できます。
①スキルを作成する
②タイトル、説明、命令文を入れて保存

広がる

作成したスキルを共有することができ、他の人が作ったスキルもすぐに使うことができます。
①スキルライブラリで探す
②条件やキーワードで検索
③インポート

④スキル一覧で有効化

その後の使い方は【使う】でご説明した通りの流れです。

特に感じたsattoの強み

インポートしたスキルを再編集できる

例えば、他の方が作成した「日本語に翻訳」スキルを「日本語に翻訳して要約」スキルに編集することができます。
(オリジナルデータは維持され、新しくスキルが生成される)

GPTsだと他の方が作成したものを利用できるがプロンプトは編集できない。APIを利用しての開発は知見がないとハードルが高い。
sattoであれば自然言語で直感的に作成・編集が可能になります。

ChatGPTに課金していなくてもGPT4oモデルが使用できる

現状はGPT4oのみLLMを使用していますが、今後は様々なモデルが追加されるようです。

さまざなアプリケーションと連携

現在はGoogleカレンダーのみですが、スプレッドシートや他のアプリケーションとも連携を予定しているようです。

サッと呼び出せる

やはり一番の強みはこれですね。
control+Aでテキストをインプット、control+Sで画像をインプット。
毎回画面を開くことなく、その場で呼び出せるというのは魅力的。

 

今後は連携できるアプリケーションや使用できるLLMがどんどん増えていくということで、とっても楽しみですね。
個人的にはここ最近よく使用しているDifyと組み合わせることにワクワクしております。

ベータ版ということでもちろん改善点はあると思いますが、自分たちが使いまくりフィードバックすることでより良いサービスになってくれればと思います。

今後もsattoはもちろんAI活用についてどんどん発信していきますので、楽しみにしていてください。

ほなね!