Googleマイビジネス対策まとめ

Googleマイビジネス対策まとめ
2022年12月14日

アルテガメンバーの尾崎です。寒くなってきましたね。

サロンを運営されている方の仕事をさせて頂く機会があり、そのときにGoogleマイビジネス上で行ったMEO対策(マップエンジン最適化)についてまとめたので記事として残しておきます。

Googleマイビジネスの管理で欠かせない基本設定と運用方法について前半と後半でまとめています。MEO対策について、いまいち管理方法が分からないという方は参考にしてみてください。

Googleマイビジネスとは

Googleマイビジネスは、Google検索やGoogleマップなど、さまざまなGoogleのサービスにビジネス情報を表示することができる無料のサービスです。

写真や特典、投稿などでプロフィールをパーソナライズすることで、ユーザーにあなたのビジネスの魅力をアピールすることができ、新規顧客獲得への効果が期待できます。

MEO対策とは

Google検索で、特定の地域の施設などを検索した際に上記のような画面を見たことがあるかと思います。
そのエリアにある店舗の情報が3つ表示されるのですが、MEO対策はこの3つの枠にあなたのビジネスを表示させるための対策をいいます。

MEO対策はSEO対策と同様にGoogleアルゴリズムによって結果が反映されるため、対策に成功するとGoogleマップのみならず、Google検索の検索結果でも上位に表示されるようになります。

「ローカルSEO対策」とも呼ばれており、店舗や地域のビジネスにおいて重要施策になっています。

MEO対策のメリット

SEO対策よりユーザーへ伝わりやすい

上記の画像より、MEO表示枠は基本的に自然検索結果よりも上部に表示されるため、まず最初に検索ユーザーが目にするエリアになります。
seoClarityが行った調査によると、日本におけるGoogle検索結果の1位のクリック率は13.94%で、2位は7.52%、3位は4.68%となっており、MEO表示枠で3位以内に入った場合はそれ以上のクリック率が期待できます。

見込み客にリーチができる

「地域+業種」で検索するユーザーは「これから入力した地域にある業種へ行くユーザー」と想定でき、あとはどの店舗かをユーザーが考えている段階であると思われます。MEO対策を行うことで、このような検索意図が明確な見込み客に効果的に訴求できるのがメリットです。

SEO対策に比べて競合が少ない

SEO対策やWeb広告、媒体掲載などの施策は今や当たり前の施策であり、対策をしている企業はたくさんあります。
しかし、MEO対策ではターゲットの地域にある店舗のみが競合となるのと、まだ対策している企業や個人が少なく、比較的対策の成果が出やすいとされています。
対策に力を入れることで、ローカル検索での自社ビジネスの優位性を確保することができ、競合と差をつけられます。

MEOチェックリスト

MEO対策を実施するときに使えるチェックリストを以下にまとめましたので、ご紹介します。

基本情報編

・ビジネス名は看板の表記と同じく、正しい名前か
・電話番号(予約番号050~ではなく店舗の代表番号)が登録されているか
・正式住所が入力されているか
・適切なカテゴリーが登録されているか
・ホームページURLが登録されているか(SNSなどのsocial mediaはNG、自社サイトが望ましい。第二候補はポータルサイト)
・ビジネスの説明が400字以上で書かれているか
・(特別営業時間を含む)営業時間が登録されているか
・店舗内・外観・スタッフの写真が投稿されているか
・ロゴ(写真)が登録されているか
・写真が5枚以上オーナーから投稿されているか
・予約リンクが貼られているか
・プロフィールリンク(略称)が設定されているか
・Googleマイビジネスの『リスティングの完成』が100%になっているか (100%でない場合、Googleマイビジネス管理画面のホームに「リスティングの完成」で登録状況が表示される)
・位置情報のピンが正確に刺さっているか(真ん中ではなく入り口付近に刺す)

投稿編

・週に1度お店の情報を発信しているか(テキストや写真のみではなく写真とテキストセットの内容)
・投稿文の内容が他媒体に掲載されている場合、ボタンを利用し、ページをリンクできているか (SNSなどのsocial mediaはNG)
・使用する写真はサイズが合っていて高画質か(荒い写真はNG)
・投稿文には住所、地名キーワード、商品(対策)キーワード、ビジネス名が記載されているか
・投稿文の文字数はGoogleが推奨する150~300文字以内になっているか
・専門性のある投稿内容が盛り込まれているか(業態毎での情報)

サービス情報編

・属性は正しく登録されているか
(特徴・お支払い・サービス・オプション・バリアフリー・プラン・客層・設備・食事など)
・飲食店はメニュー、他業種はサービスを登録しているか (1商品またはサービスに対し1メニューが望ましい)
・商品を登録しているか(1商品1メニュー1写真が望ましい)
・開業日が入力されているか
・商品配達や出張型サービスの場合、サービスの提供地域を登録しているか

口コミ編

・クチコミの件数が同地域同業者のクチコミ件数より少なくないか
・クチコミの平均評価が3.5以上か
・ローカルガイド: 8~10による高評価のクチコミがあるか
・日本語のクチコミ量が多く書き込まれているか
・クチコミへの返信(全てのクチコミに対する返信を行っているか、迅速な返信を行っているか)
・クチコミ文の中に検索で上位表示したいキーワードが含まれているか
・やらせ/サクラNG/位置情報の相違する場所からのクチコミが入っていないか

サイテーション施策

サイテーションとは、「言及、引用、例証」といった意味をもっています。
自サイトの「社名、店舗名、サービス名、住所、電話番号」の情報やその関連情報がインターネット上で記載(言及)されている状態をいいます。

サイテーション施策は、MEO対策をおこなう上で効果的です。

詳しくはコチラの記事より

おわりに

今回はMEO対策の基本と具体的な対策方法についてお伝えします。

弊社では、コーポレートサイトやブランディングサイトの制作だけでなく、ECサイトの制作、マーケティング、サイト運用支援まで幅広く対応可能なWebデザインを起点にしたコンサルティングスタジオです。ぜひお気軽にご相談ください。

ほなね。