アルテガの平尾です。
アルテガでは現在サイトのリニューアルを水面下で行っています。そこで名刺のデザインもリニューアルしたくなりました。
『自分たちらしい名刺ってなんだろう。』
そんな話になりました、いいですよね、制作会社感が溢れています。
こういうコミュニケーションを待ってました。
そこで社内にてデザインコンペを開催!
それぞれのユニークなコンセプトのもと、ワイワイキャッキャと名刺のデザインをリニューアルしました。
自分たちらしさ
まず現在の名刺の課題をディレクターや代表の平尾と営業・ディレクションをする坂さんから話しました。
するとこのような課題が上がりました。
- シンプルすぎる
- 会話が膨らんだりしない
- 分厚すぎて名刺ケースに入らない
- 本当の意味で自己を紹介してない
最後の『本当の意味で自己を紹介してない』というのは、自己紹介の在り方をもうワンランク高い位置で捉えたものでした。
皆さん、いつもの自己紹介を思い返してみてください。
自分の肩書きや、自分が与えられた役割を紹介しているだけという事はないでしょうか?
例えばエンジニアの誰々で、どこどこの会社で働いています、みたいな感じです。
それは自己紹介というよりかは、社会的な役割を相対的に見たときの自分の役割であって、半分は他己紹介になっている、そういうふうに僕は考えました。
言い換えると、社会的役割の網の目状になった中心に自分が存在している。
それは外側から見た他己紹介だろう。
これらのことを踏まえて、一丁目一番地である『本来の自分』に向き合い、キャラクターがわかる名刺にしたいと考えました。
プレゼンが熾烈でした
こちらのデザインではロジカルに会社の強みをアピール。
こちらのデザインでは黄色い部分はマスキングテープになってたりして。
面白いアイデアと、デザイナーの個性が出た名刺です。
ロジカルに導き出したデザインと、感覚的に手触り感のあるデザイン会社っぽいデザイン。
そして最後に決定したのがこちらです。
デザインの意図
シンプルに会社のインフォメーションを掲載している機能的な表面。
名刺の裏側にはその人自身を簡潔に言い表すキャッチコピーを大きく配置。
むしろこちら側が表側と言う説もあります。
代表のキャッチコピーは『美味しくご飯を食べる人です。』
なんて簡潔なキャッチコピーだこと。
ちなみに弊社の採用基準は、『ご飯を楽しく食べる人』です。
『ご飯を楽しく食べる人』についてディレクターの坂さんがこのようにつぶやいてます。
まさか真面目に深掘りするなんて。。
「ご飯を楽しそうに食べる人」という弊社の採用条件(?)がとても理に適っている気がしてきた。
…ので、ChatGPTに聞いてみた。 pic.twitter.com/ODZsRUfp61
— さか@ARUTEGA (@sakamoti3web) November 28, 2024
言葉の意図をたどっていくと、確かにその通りだと思う。
社員それぞれにキャッチコピーは違います。
こんかいの名刺リニューアルでは、普段行っているような価値観の深掘りを自分たちに対して行いました。
MVVの策定やコーポレートアイデンティティの策定と同様に、大切にしている価値観を表現できるグラフィックデザインを心がけました。
ぜひ弊社のメンバーと名刺交換する際は両面見てあげてくださいね。
ほなね