【AI活用事例あり】最近よく聞くAI(人工知能)とは?

【AI活用事例あり】最近よく聞くAI(人工知能)とは?
2023年3月10日

ARUTEGAの尾崎です。

以前のブログで、MidjourneyというAI(人工知能)で画像を生成して作りだしたサムネイル画像を使用していましたが、そこからさらに進化を遂げており、AI を導入する個人や企業が増えています。
直近では、昨年11月にリリースされたAIチャット「ChatGPT(チャットジーピーティー)」が世界的なブームとなり、日本国内でもさまざまな利用例が生み出されています。ほんと便利。

まずは AI とは何か。そして、 AI がどのようなサービスで、どのような場面で活用されているのかについてまとめています。

AI(人工知能)とは


早速ですが、 AI とは何なのか。まずは押さえておくべき基本的な知識をご紹介します。

AI とは

AI とは、人工知能を意味する「Artificial Intelligence」の頭文字を取った用語です。
明確な定義は存在していないのですが、「大量の知識データに対して、高度な推論を的確に行うことを目指したもの」(一般社団法人人工知能学会設立趣意書から抜粋)とされていますが、研究が進んだ今は研究者ごとに異なる言葉で定義されているのが現状です。

一般的には「人間に近い知能を持ったコンピュータ」を指しており、人工的かつ知的な振る舞いを再現するものであると解釈されることが多いようです。

AI による影響


AI が関わることによって、以下のような具体的な影響が考えられます。

自動化による労働の変化
AI の発展により、自動化が進み、一部の業務が人手から機械に代替されることで、一定の職種が消滅する一方で、新たな職種が生まれる可能性もあります。

データドリブン社会の到来
AI が進化することにより、より膨大なデータが集まり、そのデータを分析することで、ビジネスや社会の多くの領域で、より精度の高い意思決定ができるようになります。

新しい産業の誕生
AI 技術が発展することにより、これまでにない新しい産業が誕生する可能性があります。例えば、自動運転技術を用いた新しい交通システムや、AIを活用した医療診断システムなどが挙げられます。

倫理的・社会的課題の出現
AI によって自動化が進み、新しいサービスやビジネスが生まれる一方で、AIの利用に伴って、倫理的・社会的課題が生じることもあります。例えば、プライバシーの問題や、AIによる偏見や差別の問題などが挙げられます。

以上より、AI によって様々な変化が生じることが予想されます。AI技術の発展が進む中で、人々は新しい環境に適応し、より良い社会を実現するために、倫理的な観点からもAI技術の利用を検討する必要があります。

AI(人工知能)を導入するメリット

AI を導入することには、以下のようなメリットがあります。

時間とコストの削減
AI による自動化により、人手による作業やプロセスを省力化することができ、作業時間やコストを大幅に削減することができます。

生産性の向上
AI を活用することで、作業の精度やスピードが向上し、生産性が向上することができます。例えば、品質管理や製造ラインの最適化などが挙げられます。

大量のデータの処理と解析
AI は、膨大なデータを高速で処理し、精度の高い解析を行うことができます。このため、ビッグデータ解析やマーケティングなど、多くの業種でAIが活用されています。

24時間稼働
AI は、人と違って疲れたり休憩を必要としないため、24時間稼働することができます。これにより、従来では難しかった業務の自動化が可能となり、効率的な業務運営が実現できます。

新しいビジネスチャンスの創出
AI による自動化やデータ解析の活用によって、新しいビジネスチャンスが創出される可能性があります。例えば、自動運転技術を利用した新しい交通システムや、AIを活用した医療診断システムなどが挙げられます。

導入することで、効率的な業務運営や新しいビジネスチャンスの創出など、多くのメリットがあります。企業や組織にとってAI を活用することは、競争優位性を高める上で重要な戦略の一つとなっています。

AI(人工知能)によって進化したサービス


AI によって進化したサービスは多岐にわたり、以下に代表的な例を挙げてみます。

画像認識技術を活用したサービス
AI の画像認識技術は、多くの分野で応用されています。例えば、顔認識技術を利用したセキュリティシステムや、自動運転車のカメラで撮影された画像を解析することで、交通事故を未然に防ぐシステムなどが挙げられます。

ナチュラルランゲージプロセッシング(NLP)技術を活用したサービス
NLP技術は、自然言語を理解することができる AI の技術であり、多くのサービスに応用されています。例えば、音声認識を利用したスマートスピーカーや、自動翻訳サービス、チャットボットなどが挙げられます。

推薦システムを活用したサービス
AI を活用した推薦システムは、顧客の行動履歴や嗜好を分析し、適切な商品やサービスを推薦することができます。例えば、Amazonの「おすすめ商品」やNetflixの「あなたへのおすすめ」などが代表的な例です。

自動運転車技術を活用したサービス
自動運転車技術は、 AI の深層学習技術を活用して、道路上での自動運転を実現する技術です。自動運転車技術によって、交通事故の減少や交通量の効率的な調整などが実現できると期待されています。

医療診断システムを活用したサービス
AI を活用した医療診断システムは、医師が診断する際に用いる画像やデータを解析し、疾患の早期発見や治療方法の選択を支援することができます。例えば、AIによる乳がん検診や、網膜写真を解析することで糖尿病網膜症の早期発見を支援するシステムが開発されています。

AI を活用したサービスは多種多様であり、私たちの生活に紐付いているのが分かるかと思います。

AI(人工知能)の活用事例

さて、次はAI をWEB制作に活用する事例をまとめてみました。

コンテンツ生成
AI を利用することで、自動的にコンテンツを生成することができます。例えば、ニュース記事の要約やスポーツの試合結果のレポートなどが挙げられます。また、画像生成AI を利用して、ウェブサイトのヘッダー画像やバナー広告を自動生成することもできます。

画像生成ツール
Midjourney
Nightcafe AI Generator
Stability AI

デザイン生成
AI を利用することで、デザインを自動生成することができます。例えば、企業のロゴやブランドアイデンティティを自動生成するサービスや、ウェブサイトのデザインを自動生成するツールがあります。

ロゴ作成ツール
Logomaster AI
Ai Logo Maker
WEBサイト作成ツール
WIX
strikingly
FRONTEND AI

SEO対策
AI を利用することで、ウェブサイトのSEO対策を行うことができます。例えば、キーワードの選定や文章の最適化を AI が自動的に行うことができます。

SEO対策ツール
Seo.ai
Emma Tools

パーソナライゼーション
AI を利用することで、ウェブサイトのコンテンツやデザインをユーザーの嗜好に合わせて自動的に最適化することができます。例えば、ユーザーがウェブサイト上で検索した商品や閲覧したページの履歴を分析して、オススメ商品を表示することができます。

バグ検出
AI を利用することで、ウェブサイトのバグを自動的に検出することができます。例えば、JavaScriptのエラー検出や、ウェブサイトのレスポンシブデザインの問題を検出することができます。

テスト自動化ツール
mabl

ウェブサイトの制作プロセスを効率化することができます。

AI(人工知能)との付き合い方

AI を使いこなすためには技術的な理解だけでなく、倫理的な問題や連携方法を含めた総合的な視野も必要であると感じました。
これからは人としての温度感を感じるこのようなサービスが人が行う仕事として残っていくのでしょう。

自分たちも AI で補えるところは積極的に活用しながら、その分の空いた時間で人として触れ合える時間に注力していく必要がありますね。
ほなね。