【AIセミナー開催】ビジネス活用とAIの楽しみ方

【AIセミナー開催】ビジネス活用とAIの楽しみ方

ディレクターの坂本です!

先日、四日市商工会議所青年部さまにお声がけいただきAIセミナーを開催、たくさんの方にご参加いただきました。最初は「AIなんて難しそう」と思われていた方も、セミナーが終わる頃にはその便利さと楽しさを実感していただけたようです。

今回のセミナーでは、「AIに触れるきっかけをつくる」「AIへの抵抗をなくす」ということを大きな目的としました。
特にChatGPTを活用した業務効率化の具体例や楽しみ方が大いに盛り上がり、セミナー後の交流会では参加者の皆さんから多くのご質問をいただきました。

この記事ではこのような方を対象としています。

読んでほしい方
AIを使って業務効率化がしたい
AIを積極的に活用したいけど不安
社内やコミュニティでAIの研修をしてほしい

セミナーを通して感じた「AIの可能性」と「楽しさ」

私自身、Webディレクター兼プロジェクトマネージャーとして、日々の業務でAIをフル活用しています。
プロジェクト管理やリサーチ、さらにはコンテンツ作成までAIは私の業務を効率化し、よりクリエイティブな仕事に集中できる環境を作り出してくれています。
今回のセミナーでは、そうしたAIの具体的な活用方法を共有し、多くの方に「AIって意外と簡単に使えるんだ」と感じてもらうことができました。

しかし、それだけではありません。今回のセミナーの一番のハイライトは、「ChatGPTの楽しみ方」と「グループワーク」のセッションでした。

ChatGPTの楽しみ方

「ChatGPTの楽しみ方」というセクションでは、参加者の皆さんが目を輝かせてくれました。ChatGPTは単なる業務効率化ツールではなく、さまざまな楽しみ方ができるんです。
例えば、過去の偉人に現代のビジネス問題についてアドバイスをもらう、といった遊び心のある使い方を紹介しました。

具体的には、織田信長が現代のビジネス戦略をどう考えるか?
なんて質問をChatGPTに投げかけてみると、信長ならではの視点でアドバイスが返ってくるんです。これが思った以上に的確な内容で、参加者からも笑いがこぼれました。

他にも「ONE PIECEの麦わら海賊団に近い現代の企業は?」「船員を現代企業の役職に例えると?」「ナミに財務担当は任せられないですよね!」といったみんな知っている漫画を例にした楽しみ方も楽しんでいただけました。漫画をバイブルにしている経営者は多いですもんね。

また、ChatGPTに「冷蔵庫にある食材でレシピを考えてもらう」「自分専用の健康管理プランを作ってもらう」など日常に早速取り入れられる活用例も紹介しました。
「こんな使い方ができるんだ!」と驚きの声が上がり、楽しみながら業務に取り入れられる点がとても評価されました。

グループワークで実感した「AIの実用性」

セミナーのもう一つの盛り上がりポイントは、グループワークでした。参加者が実際にChatGPTを操作しながら、それぞれのテーマに沿ってAIと対話するワークを行いました。例えば、以下のようなテーマを用意しました

「営業ロープレをAIとやってみよう!」

ChatGPTが営業相手役になり、参加者が営業トークを試すという実践的なワークです。
これが非常に好評で、実際の営業の場面でも使えると多くの方が感想を述べてくれました。特にAIがリアルタイムで反応を返してくれるので、練習相手としても最適です。

AIを使って「偉人からアドバイスをもらおう」

織田信長のビジネスアドバイスだけでなく、孫正義や歴史的な人物との対話をシミュレーションし、参加者がそれぞれの観点で現代の課題にどう対応するかを考えるという楽しいアクティビティです。参加者の皆さんは「自分のアイデアとAIの知識を組み合わせることで、より多角的な視点が得られる」と興奮していました。
これらのワークを通じて、参加者全員が「AIは単なるツールではなく、仕事を楽しみながら進められるもの」という認識を持ってくれたようです。

実際の事例を通じて学ぶ「AIの効果」

セミナーでは、AIを実際にビジネスに活用している事例もいくつか紹介しました。その中でも興味を持っていただいたのが日清食品の事例です。
日清食品は、GPT-4 Turboを活用した「NISSIN AI-chat」を導入し、社内業務の効率化を図っています。生成AIを活用することで、営業領域や社内問い合わせ対応など、さまざまな業務で工数削減やスキル向上が実現されています。特に営業部においては年間で25,120時間(約 1,041日)を削減できたという結果も。
前述の結果が現れるまでに緻密な計画と絶え間ぬ企業努力があることは容易に想像できます。その中でもみなさんに今から取り入れていただける内容がありました。各部門での活用場面、プロンプトも一部公開してくれているのです。特に自分は企画段階で活用できる以下のプロンプト例を早速取り入れています。

    • 「100人で考えても誰も思いつかないような奇抜なプロモーションを考案するプロです。」
    • 「検討した100個の案のうち、一般的に行われていない案をインターネット参照機能を用いて厳選し、10案挙げよ。」

ぜひ一度記事をご覧になってみてはいかがでしょうか。
『生成AI活用の取り組み』 日清食品ホールディングス

AIに対する認識の変化

セミナーを通じて、多くの参加者が「AIに触れていきたい」と感じてくれたことが一番の収穫でした。
実際に参加者全員がAIに対して積極的な意見を持ち、アンケート結果でもほとんどの方が今後「AIに積極的に触れていきたい」と回答してくれました。

AIは今後、業務効率化のためのツールとしてだけでなく、新しい可能性を切り拓くパートナーとなります。
今回のセミナーを通じて、私たちWeb制作会社としても、AI導入支援をさらに強化し、クライアントのビジネス成功に向けたサポートを続けていきたいと感じました。
ぜひ、AIに興味を持った方は私たちにご相談ください。あなたのビジネスを一歩先に進めるお手伝いをします!