コーポレートアイデンティティ策定時に参考にしたサイト【5選】

コーポレートアイデンティティ策定時に参考にしたサイト【5選】

ARUTEGA代表の平尾です。
今日のサムネイル画像はMidjourneyというAIで画像を生成して作りました。
今回の記事をイメージして呪文を唱えるだけで1minほどで生成されて幸せ。

さて、今年はとても企業理念からの抜本的リニューアルに参画させていただくケースが多かったです。
もしかするとデザイン業界のトレンドなのかもしれませんね。

どのプロジェクトも長期にわたり、現在もいくつかのプロジェクトが進行しています。
企業理念は綿密なコミュニケーションを重ねていくことで、時間をかけて言葉とビジュアルにしていきます。

もちろん会社によって企業理念やMVV(Mission, Vision, Value)の決め方は異なるので、たくさんの文献や統合報告書を読み漁りました。
今回は、企業理念を言葉からデザインに昇華させていくに当たって、参考になったサイトやメディアを紹介したいと思います。

コーポレートアイデンティティ制作時に実際に参考にしたサイト

企業理念を決めると同時にロゴや印刷物などのアイテム全般をデザインします。
それらをまとめた集大成としてWebサイトを作ることが弊社のプロセスです。

企業のスタンスを言語化するにあたってとても参考になるサイトを5つ紹介します。

ニュースタンダード

こちらはCIを作り直す理由からしっかり書かれていて、壮大なブランドデザインのリニューアルが見れます。
また、そのプロセスを余すことなく赤裸々に書かれていることを考えると、あらかじめCIを決めた時の同意形成を含め、後に残すことはあらかじめ決めていただのだと思います。

このサイトはページの隅々まで読みましたし、バイブルになっています。

ナイルブランドサイト

ロゴ、色、ツール、それに続く意思。
それらを横スクロールで人繋ぎにしたわかりやすく明快なサイト。
写真がモノクロになってるのもブランドのテッキーな色を目立たせるためか。

デザインガイドラインがしっかり作り込まれていないとコンテンツとして成立しません。

Pentagram

いきなり海外の制作会社になります。
最近のヴィジュアルアイデンティティのトレンドはGoogle以降、丸や四角を重ね合わせてて、作ったものがとても多く感じています。
四角とか丸を重ね合わせるのは、確かに汎用性が高いのですが、私たちのようなデザイナー側は見飽きているかと。。

なので、デザインプラットフォームでは最先端であるPentagramの事例を見ていました。

Pococha

ポコチャのカルチャーデッキです。
これはかなりイカつい。。
社内のインハウスデザイナーがまとめているんだと思いますが、ここまでデザインと経営が密接にある資料はなかなかに珍しいと思います。
特に最初のページで創業者のメッセージから始まるのがとてもいい。

会社が指し示す社会意義と、その成果が分かりやすくまとめられています。

Goodpatch

Goodpatchが目指しているもの、大切にしている価値観や文化、すべてをギュッと凝縮したスライドです。
やはり採用ブランディングが一番分かりやすく、インナー向けの強みを記載できてますね。

まとめ

今年はとてもたくさんのご依頼を頂戴しました。
そのうちの半分以上は、ただのデザインリニューアルではなく、企業理念・企業ステートメントを整理したい、というご要望でした。

弊社でも来年のご依頼をお待ちしております。
来年もよろしくお願いします。

ほなね