ブランディングがわかる入門書【おすすめ3冊】

ブランディングがわかる入門書【おすすめ3冊】
2020年4月10日

webデザイナーの平尾です。
でも最近その仕事内容はプロデュース業です。

僕の場合よくコーポレートサイト制作をお手伝いさせていただきます。
LPとかドーンと派手なプロモーション系のお仕事は少なめ。

そのときに大切なのがブランディング。

ブランドなんて一長一短でできるはずがない。
ブランディングは長期的にゴールから逆算して進めることが大切。

そこでで、普段からブランディングを考えている私が、とても読んで面白かった本を紹介します。

ブランディングとマーケティングは相反する、水と油のように捉えられがち。
私も事業会社にいるときに、本当に話が噛み合わないと感じていました。

ただ考える側面が違うだけで、目的は同じ。

こんな方に読んでほしい
ブランディングがわからないマーケッター
商品・サービスのディレクターやプロデューサー
キャリアを考えている方

このような方の為になります。
それでは激推しの3冊をご紹介します。

ブランディング独学のための本

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

こちらはプロダクトデザインに関するブランディングの話ではなく、セルフブランディングとかキャリアを考えたい方に特にオススメする本です。

『錯覚資産』という概念を武器にして、世の中を賢く渡り歩いていく。
まずはある程度突き抜けてから、横展開してレバレッジを効かせたいと考えている人には特にオススメ。

僕のキャリアの考え方にかなり近くて、読んでてとても納得のいく内容でした。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

デジタル時代の基礎知識『ブランディング』 「顧客体験」で差がつく時代の新しいルール(MarkeZine BOOKS)

ブランディングに興味があるならば、まず最初に手に取ってほしい本。
こちらはプロダクトデザインやサービスを考えるときにまずは読んむといいです。

これと同じシリーズでマーケティングに関する本もあるけど、そちらは面白くなかった。

でも、こちらはわかりやすくて、実際にプロダクトやサービスを作っている人にとっては、すでに知っている内容も多いと思う。

でも、言語化すると『そうだよ!』って腹落ちさせてもらえる。
これからコーポレートサイトとかブランディングに関するデザインを考えるときにまずはよんでほしい。

やさしい内容だから結構すぐ読める。

デジタル時代の基礎知識『ブランディング』

自分が欲しいものだけ創る! スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング

著者はスープストック東京などを手がける、スマイルズのクリエイティブディレクターの方(東大院卒でビビった)

この本ではブランディングを定義する概念から、その手法までを書いているので、プロデューサーとしても真似できるところがかなりたくさんある。

実はこの著者の方のキャリアはもともとマーケッターなんですね。
だからこそ数値ではわからないことを理解している。

従来のマーケティングはサンプル数をたくさんあつめて、そのエビデンスを元にマーケットを知るのが定石。
ただ、この人の場合は、たった一人に徹底的に突き刺さるブランドをイメージして作り上げていく。

めちゃめちゃ面白いから、是非web業界で働いている人は読んでほしい。
マーケティングの弱点を徹底的にカバーするどころか、確固たるアイデンティティを構築することで、最高のファンを作る。

3冊の中で一番実践的な本です。


自分が欲しいものだけ創る! スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング

まとめ

ブランドとは“区別するためにわかりやすく”するための手法です。
なので、ただ単にかっこよくとか、高品質だけがブランドではないんですよね。

安くてうまい牛丼といえば、『吉野家』。
というように、らしさを醸成していく考え方がこの三冊を読めば腑に落ちます。

結果を出すことがブランディング。

今回の本は比較的簡単でわかりやすい本が多いです。
家にいることを最高に楽しんでくださいね。

ほなね