僕の友人であるYさん(女性)は、悩みを抱えていました。
彼女は34歳でWeb制作の経験は無いに等しい、未経験の2児の母でシングルマザーです。
でも、入ってみたらオンラインショップの出品ばかりをしていて、聞いていたWeb制作はやらせてもらえない。
2年くらいいたらバナーとか作るデザインもさせてもらえるらしいけど。
どうしよう。。また転職すべきかな。
将来はWebのフリーランスとして働きたいんだけど。。
ってことで今回のブログ記事は34歳でWeb制作の経験が少ない働くママに向けて書きます。
範囲せまっ!
でも必ずいると思います、同じ境遇の人。
子供を育てながら働くって、肉体的にも精神的にもめちゃめちゃきつい。
結論。ぼくのアドバイスは、会社辞めずに今は副業でスキル積んでダブルワークです。
稼げるようになったら会社の日数を減らして、フリーランスになればいい。
そう至る僕なりのアドバイスです。
未経験フリーランスはすぐに稼げないから、会社員より辛い
今回のYさんの場合、
目的 = 子供と自由な時間を増やしたい
一度整理して考えると、目的を達成できるのであれば、Webデザイナーじゃなくても稼げるようになればオッケーってことがわかります。
確かにWebは在宅で仕事できるし、フレックスの会社やフリーランスが多いのは事実。
だけど信頼と実力がないと、誰も相手してくれません。
今のところWebデザイナーにこだわる必要はないんですね。
ここの優先順位は大切。
働き方は副業などで実力をつけてから選べばいいです。
Yさんのことを、応援したいからこそ辛口で言っときますね。
実力がないうちは働き方は選べません。
それがぼくの結論。
だから、まずはネットで稼ぐための土俵に立って欲しいんですよ。
ネットで稼ぐためにまずすることは、
- 1、ポートフォリオつくる
- 2、発信しまくる
- 3、実力よりも信頼を得る
これを全部やってスタートラインにたった状態かと。
なかなか厳しいですが現実です。
実力つけてから発信するとか言ってる人、だいたい何もせずに終わるから。
口だけって人山ほど見てきたから。。。
営業活動をしないと副業では稼げない
実力があろうが、なかろうが発信していないとオンライン上では透明人間ですからね。
知人しか見つけてくれない。
ネットで稼ぐにはツクルことができるスキルではなく、ツタエルことができるスキルが必要です。
ツタエルはツクルと違って不特定多数に制作物を伝えることができます。
たくさんクライアントを獲得するためには必要なスキルです。
Web業界では確かにリモートワークは多い
依頼主がリモートワーク(在宅仕事)に抵抗がないのもWeb業界の特徴です。
最近では働くママに特化した、女性のためのWebデザインスクールもあります。
保育園に簡単に入れない今の時代、在宅で副業できるのは魅力的ですね。
転職希望者の願いは同じ
今回相談してくれた友達は、シングルマザーです。
子供の世話とかをしたいけど、稼がなきゃなので、お母さんに子供を預けながら働いています。
でもYさんが特別ではなくって、転職希望者は考えていることみんな同じ。
だけど最低限の収入は稼がなければいけない。
それはシングルマザーも、普通の転職希望者も同じです。
だからこそ、誰よりも行動を起こした人が、実現することができます。
男性的な働き方を求める社会って大変
やはり男性と同じ働き方を真似しなくてもいいと思う反面、実力がもをいう業界だというのは間違いない。
そこに加えて、子供の世話があるから土日は使えない。
でもそれは既婚者はみんな同じ。
シングルマザーが時間を使えないというビハインドを抱えているのは事実です。
でも、甘えていられる状況では無いというのはメリットに捉えるしかないです。
あと、34歳という年齢はデザイナーとして経験を積むには遅い。
だから前職までの経験を織り交ぜて差別化していかなきゃ行けません。
未経験者のポートフォリオの目的
ある程度の年齢になると、必ず備わってあるであろう社会人としての基礎能力があります。
それは交渉能力だったり、マネジメント能力だったり、社内外の調整力だったりする。
だからその能力とデザインを組み合わせて仕事を獲得しましょう。
だから、デザインを覚えるために技術を身につけるだけではダメなんです。
僕なりの戦略
Yさんの場合は、服の絵コンテを書ける。
自分がYさんなら絵コンテを武器に、アパレル系企業にリニューアル案を勝手に作って送りまくります。
それが企業に通らなかったとしても、自分の制作実績にしてしまえばいいので。
絵コンテかけるWebデザイナー兼ディレクターを目指すのはどうだろうか。
もしも自分が同じ境遇なら会社員をしながら、思いつく限りのことは全部する。
妻が食っていけない、子供育てなきゃいけないってなったらそれくらい絶対する。
子供にはお母さんとの時間をもっと増やして、お母さんも自由に働けたらと願うとこです。
過去に転職活動をしている人のポートフォリオを添削しました。
こちらの記事が参考になります。
頑張ってね。手段は一つではなないからね!
ほなね。