フィリピン留学がやっぱり大学生の間で流行っているようですね。
そこからの流れで、フィリピンに就職しようって人もたくさんいるみたい。
噂ではよく聞くフィリピンは物価が安いという話。
実際のところ安いのですが、どういった生活をするかによって大きく変わります。
今現在(2017年4月)のレートでいうと1ペソは2.3円。
これからフィリピンに就職しようって方へのエントリーです。
移住を考えている方に参考になると思って書きました。
実際フィリピンの物価は安いのか
こちらに来てから物価の違いにとても驚いています。
だけどそれは主に食費だけに限った話です。
例えば家賃(コンドミニアム)や電気代・水道代なんかは日本と変わりません。
結論を言えば、フィリピンは物価が安いと言われていますが、それはフィリピン人になりきるか、それとも日本人のライフスタイルのままでいるかによって異なります。
トタン屋根だらけのフィリピン市街地
フィリピンの食費
食べ物のほとんどは日本より安い値段で買う事ができます。
特に安いと感じたのはパンや白いご飯。
パンは1つ5ペソ(12円)〜購入できますし、白いご飯も20ペソ〜(45円)購入する事ができます。
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チキンとポークも全然安い。
日本と比べるとだいたい半額ですね。

嬉しいことに日本と比べるとフルーツも安いです。
例えばマンゴー。
日本で買ったら1個200円前後しますよね?
セブでマンゴーを買うと1キロあたり90ペソで買う事ができます。
1キロというとだいたいマンゴー3〜4つが約200円・・・。
なので僕は毎日マンゴーを食べています。笑
食費なら一ヶ月8000ペソ=20000円あれば十分です。
フィリピンの日用品
日用品は日本より少しだけ安い程度です。
僕が住むセブ市街地にはコロンストリートと呼ばれる庶民に愛されている市場があります。
ストリート名前がついていますがエリアのことです。
コロンのマーケットはかなり広くて、古着やフレッシュフルーツ、金物、キッチン用品、盗んできたiPhoneなんかも売ってます。
たいていのものが、ショッピングモールで買うよりも、さらに安い値段で買うことができます。
電子機器は日本と変わりません。
コロンでは中古の電子機器も売っています。
コロンストリートにある正規のお店ではないiPhoneなど電子機器を道端で買う場合、保証されていないので
買う前によく見て、細かい事までちゃんと聞いてから購入するようにしましょう。(というより観光客は買わないほうが無難です)。
フィリピンの衣類とコスメ
洋服ですが、H&MやZARAなど、日本にもあるようなブランドは価格はほぼ同じ。
ただ、下着や水着などはフィリピン産のブランドも多くあるので、日本に比べたら安く購入する事ができますよ。
でも四季がないから服をたくさん買う必要はないです。
毎日Tシャツと短パンでおっけーです。
コスメは日本にあるブランドは、日本と値段は変わりません。
セブや海外にしかないブランドのものは比較的安い値段で買う事ができます。
コスメのことは、僕の奥様の記事が参考になります。
あなたはフィリピン人になりきれるか
家計簿の大きなウエイトを占める家賃によって、あなたの必要なお金はかなり左右します。
最安値パターン
フィリピン人になりきって最安を目指すならトタン屋根の家で寝泊まりしましょう。
4000phpから、一軒家を借りても高くて10000php(2万3千円くらい)もあれば一ヶ月の家賃も払えます。
でも、どうしても日本人は窃盗や強盗に気を配る必要があるので、コンドミニアムの賃貸に住む人が多いです。
僕もコンドミニアムに住むことをオススメします。
無難なパターン
コンドミニアムなら25000php(約58000円)くらいからです。
プールとかジムが付いていて、家具家電が全部揃っているのですぐに快適な日常生活を始めることができます。
だけど、ジムとかプールより大切なのは、門番がいるかいないかです。
やはり日本人は狙われやすい上に平和ボケしているので、 セキュリティがしっかりしているところに住む方がいいです。
海外で安全はお金で買うってことを肝に命じておきましょう。
プールあるコンドミニアムとかいいなーめっちゃ引っ越したいな。そんなに高くないもん。
ちなみにホテルに1ヶ月単位で泊まるのもアリです。
1ヶ月あたり18000phpあたりから泊まれるので、コンドミニアムが見つからない場合はホテルでいいですね。
ちなみに僕は日本円で一ヶ月/77000円くらいのホテルに住んでいます。
Wi-fiが強いので少し他と比べると高いです。
家賃は日本とたいして変わらないでしょ??
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あなたは毎日フライドチキンをたべれますか?
フィリピンは総じてお肉が安いです。
特に鶏肉は安く手に入ります。
そのため、白ご飯とフライドチキンのセットがフィリピン人の一般食です。
カレンデリア(小さい食堂)であれば65ペソ(150円くらい)もあればお腹いっぱいになります。
しかしフィリピン食のオイリーさを侮ってはなりません。
あなたは日本食、もしくはヘルシーなタイ料理、もしくはベトナム料理あたりを好んで食べるはずです。
野菜が中心でヘルシーですからね。
さすがに毎日は、ピザとフライドチキンを交互に食べれないです。
一度、外食を始めるともうフィリピンご飯に帰れないんですよ。
そうなると、もうお金はみるみるうちに減って行きます。。
外食は楽しいけど、一人で食べるのはなかなか寂しいもんですよ。
お金を貯める目的でフィリピインに来てもうまくいかないとおもいます。
僕がそうなので。節約しないとダメなんですけどね。
まとめ:どれくらいのお給料があれば暮らしていけるのか
コールセンターの現地採用の日本人は1ヶ月50000ペソあたりが給与の相場です。
有給の語学学校のインターンもあるようですが、あまり期待しないほうがいいでしょう。
日系企業から常駐という形式で、働くのであれば90000ペソ以上は欲しいところ。
そうでないと日本に帰るお金を貯めることができそうにない。
新卒で80000ペソならいいと思いますが、優秀なエンジニアが100000ペソなら絶対安い。
そこまでして東南アジアに出て行かなくてもいいかなー。
僕の肌感では、一人暮らしの場合東京で30万円より、フィリピンの日系企業で90000ペソ(約22万)あったほうがお金が貯めれる。
ほなね