セブでの盗難やスリについてはこのブログを通して何度もお伝えしてきたと思います。
もちろん治安についても、日本に比べたらあまりよくない事や盗難やスリについての対処方などもたくさんお伝えしてきました。
が、しかし、長く住んでいると慣れてくるもので少しずつ気が緩んできてしまうものなのですね。
なんと盗難とスリ両方の被害に遭いました。笑その事件についてお話したいと思います。
事件その1:ホテルの部屋で現金を盗まれる
私たち夫婦はコンドミニアムではなく、ホテルを転々としながら生活しているのですが、マンゴーストリートの近くで見つけた新しいホテルなのに割と安めで設備もちゃんと整っているホテルに引っ越しをしました。
引っ越し初日
部屋に案内してもらい軽く荷ほどきをして、ルームキーを持って私たちはアヤラモールという大きなショッピングモールへ映画を観に行きました。
映画を見終わり気分よく帰宅。ただ、なんだか部屋を出た時にはなかった、違和感を感じます。
引き出しが全部開いている!!!!!!!
そして私のしでかした最大のミス。
なんと6.000ペソが入ったお財布を引き出しの奥の方にしまっていた事。日本ではミスにはなりませんが、ここは誰がなんと言おうとフィリピンです。
私はハッと思って財布の中を確認しましたがペソだけ綺麗に無くなっていました。(日本円は無事)
数秒間、お金が入っていない財布を見つめて唖然としましたが、我に返り、出かける前はお金が入っていた事をちゃんと思い出した途端にブチっと頭の何かが切れました。
すぐさまフロントに行き、怒りを抑えつつ事情を説明。
初日だったのでもちろんルームクリーンは頼んでない。
ルームキーは一つしかないので、私たちが持って出て行ったのなら、誰かが入る事は不可能だと説明されました。
いやいやいやいや有り得ないでしょ。実際にお金がなくなっているんだから。盗まれたに違いないでしょ。
しかも私たちが映画を観に行っていた3時間の間に現金だけ盗むという犯人。
(パソコンや日本円は無事だっただけましか。笑)
またその日は日曜日という事もありオーナーは不在。
次の日にオーナーも含めて話をし、CCTV(監視カメラ)を見る事に。
翌日、ホテルの全スタッフと一緒に監視カメラを確認。
そこにはすんごいものが映ってた・・・。
全ての扉に耳をあて、中に人がいないかを確認する犯人。
その犯人、なんと、ホテルのガードマンだった。
お前の仕事はなんやねん。 と思わずつっこんでしまったわ。笑
スペアキーをフロントから盗んでの犯行でした。
犯人はもちろん刑務所行き。
私たちの6.000ペソは犯人の勤めている会社のオーナーによって無事に全額返ってきました。
もう誰もが疑わしく思えてくるセブ。
ホテルでもこういう事があるので、ルーム内でも貴重品はキャリーケースの中に入れて、鍵もちゃんとかけてしっかりと管理しておきましょう。
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事件その2:ホテルの目の前でスリに遭う
これもまた上記と同じホテルの目の前で起きた話し。
私の旦那さんはいつも後ろのポケットにお財布を入れて、ロングTシャツを着てパッと見ではお財布が見えないようにして持ち歩いていました。
ある晩、ご飯を食べに行こうとホテルを出たらすぐに太っちょのおばさんと小さい子供が旦那の腕を掴んで ”ガールズマッサージ ガールズマッサージ”と連呼してきたんです。
あまりにもしつこいために旦那は”うっさいわ。しつこいな。奥さんいんだろ!!” と怒鳴って腕をはらったのですが、まだ付いてくる。
そして私が あ、怪しい。と思った時には遅かった・・・。
旦那に”お財布ある?” と聞いたらもうなかった。笑
追いかけようと後ろを振り返ったらもう犯人はバイクに乗っていました。
これ、たった1〜2分での出来事。
でも幸い、旦那の財布には300ペソしか入ってなかったので、今ごろ犯人たちは “なんやねん!!300ペソかい!!” てなってると思う。笑
ちょうど3日前に旦那から私にクレジットカードが渡されていてよかった・・・・。
まとめ:慣れている人ほど気をつけなくてはいけない
観光で来た人はもちろん、セブに住んで慣れてきた人、慣れている人も”住めば都”という言葉は日本だけ。
自分にとって都でも 相手にとったら日本人。
いつでも危機管理はしっかりしておきましょうね。
ちせぴよでした〜