こんにちは。アルテガの管理人であり、セブの日系企業でエンジニアリングをしている平尾誠です。
表題の通り、現在僕はフィリピンのセブでブリッジエンジニアをしています。
ノマドワーカーになりたくていつかは海外に出ようと思っていました。
このサイトのタイトルにもありますが海外移住でエンジニアをしている理由の大半は、デジタルノマドに挑戦するためです。
リモートワークをしてみて感じた理想と現実をこのブログではお伝えしています。
同じように海外でエンジニアをしている方がいらっしゃれば連絡ください。だって実際は寂しいもん海外って。
では、今回は移住に至るまでを綴ります。
そもそもノマドワーカーとは
よく使われる意味としては、特定のオフィスを持たずにパソコン一つで、住む場所や働く場所を転々としている、旅人のようなフリーランスをノマドワーカーと言います。
日本より欧米の方の方がフリーランスの数は多いので、デジタルノマドは欧米のなんでもできちゃう系エンジニアの方が多いように思います。
住む場所に縛られないので、発展途上のフィリピン・チェンマイ(タイ)・イスラエルなんかがデジタルノマドが多いと聞きます。
ライフコストが安いし、同じ目的で世界中からエンジニアが集まっているために、スタートアップするには本当にもってこいです。
当然、旅することだけを目的に世界中を飛び回っているノマドワーカーもいます。
どちらも私にとっては魅力的ですが、旅だけを目的に飛び回る方が僕にとっては羨ましいかな。なんて思っています。
デジタルノマドの先駆者”Webさえ”
特にWeb制作やアプリ開発周りの人のことをデジタルノマドなんて言ったりもしています。日本にいた時に僕はこの働き方に憧れを抱いていました。Webの仕事ってパソコンさえあれば働く場所を選ばない。そういう意味ではまだ珍しい職業だと思います。
Web界隈で有名なブログにWebさえがあります。
Webさえあればどこでも生きれるよねってノリで海外でフリーランスとして働いていた方のブログです。
Webデザイナーを始めた頃から購読しています。今は法人化してフリーランスではないみたいです。
ちょっと最近更新頻度が少ないですけど、毎回濃い内容が書かれていて勉強になります。
もし知らないWebデザイナーの方は興味があったら読んでみてください。
職業と同時に、働き方を選べる時代
ノマドワーカーは特定のオフィスを持たないので、主にリモートワークで案件をこなしていきます。
打ち合わせもスカイプとかchatworkのビデオチャットで済ませます。
この辺がすげー今風だし最先端の働き方に見えて、私にはとってもキラキラしたものに見えました。デジタルノマドなんて今の時代だからこそできる選択であることに間違いはないと思います。
少し前なら、国際電話とかめちゃくちゃ高かったもん。LINEとかskypeの登場によって、一層海外に出て行くことのハードルが低くなって来たのはいうまでもないですね。
海外でエンジニアリングすることがいつしか僕の夢になった
なんとなくかっこいい響きがするデジタルノマド。
Web制作者であれば海外で仕事するのも悪くないよねーっていう憧れがはっきりと夢に変わったのにはきっかけがありました。
ニューヨークでめっちゃ凹む たくさん話しかけてくれた人に英語で返せない
私が英語を勉強を始めたのは、これがきっかけでした。
ニューヨーカーたちは本当にオープンマインドです。
いろんな人が、そのコートかっこいいね。とかその靴いいねとか、君日本人だろ。ジブリ知ってる?とかって話しかけて来ます。
だけど全然話せませんでした。
悔しさをバネに英語を頑張ろうと思いました。
英語+エンジニアリング
この構図がずっと頭にはなれなくて、日本にいる時もいつか海外に出ることを目標にずっと勉強をしながらお金を貯めて来ました。
働きながら英語を勉強することはとても大変だし、制作会社の安い給料で貯金することも本当に大変でした。
だけど、夢があるからこそなんでも耐えれた。
夢がなければ、もうWebデザイナーをしていなかったと思います。
31歳になって英語フィリピン留学
ずっと海外に住むつもりはありませんでしたが、日本と海外を行ったり来たりする、デュアルライフを実現するため、英語の語学留学をすることにしました。住む場所に縛られて、したいことができない、会いたい人に会えない、そんな日本での職場に縛られたワークスタイルが嫌でした。
選んだのはフィリピン。フィリピンは英語留学がオーストラリアやカナダに比べてとても安いのでコスパがいいです。
過去の記事:社会人に伝えたい、30代からのフィリピン留学
https://arutega.jp/30over-philippines/
まとめ:何事にも準備が必要
俺でもできるやろってマインドでなんでもあまり考えずに、行動に起こす。
今の自分を連れて来たのは、そんな自分自身であることに間違いはないはずです。
そんな無鉄砲な僕にも奥さんがいます。
ありがたいことに奥さん(日本人)も一緒にセブに付いて来てくれて、働き方や、自分たちの時間の使い方を日本にいた時と比べたり、この先を共に考えたりしています。
結果、それがよかったか悪かったかは、今すぐにはわからないことだと思います。
ですが、行動を起こさないとずっと後悔しますよね。
これから海外エンジニアリングや海外就職を考えているかたの背中を押すことをこのブログのテーマとしています。海外エンジニアリングって聞こえはかっこよさげだけど、正直とても楽ではないです。
これから移住を考えている方が失敗しないためにも、海外移住への準備をつづっていきます。
次回からは理想と現実。海外エンジニアリングに必要なことを書きますね。
ほなね
- あわせて読みたい
- 海外移住で気づいた、仕事を続けるために大切な心の準備